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20話 ページ20

紫「集まってるかー!」

いつもより少し遅れて部活へやってきたケント。

赤「先生遅いっすよー!」

黄「今日は大事な話があるって言ってたのにー!」

紫「悪い悪い。」

緑「先生入らないんですか?」

入り口で立ち止まっているケントに朴が声をかける。

紫「あぁ。入るよ。」

そして後ろを振り返ると誰かに声をかけた。

紫「ほら!だーいじょうぶだって!」

青「何してるんですか?」

奏が不思議そうに首を傾げる。

するとケントに腕を引っ張られた人物が部室へと顔を出した。

一瞬、その場の空気が止まる。

青「え…Aさん?」

そこにいたのは、数日学校を休んでいたA。

体にはまだいくつもの傷が残り、顔の傷も癒えてはいない。

緑「どっ!どうしたんですか!?その怪我!」

黄「うわぁ…痛そう…触ってもいい?」

緑「いやいや、絶対痛いから触っちゃダメですよ!」

朴とタツキはその怪我を見て騒ぎ始める。

しかし顔をしかめたまま鋭い視線を向ける人物が1人。

赤「関わらないでって言ってたよな?」

紫「アキラ…」

赤「何の用だよ。」

アキラの低い声に再び空気が止まる。

青「アキラ…少し黙っていてください。」

それを断ち切ったのは奏の一言。

赤「はあ!?なんだよ泉!」

青「俺はAさんに聞きたい事があるんです。」

委縮して、うつむいたままのA。

青「その怪我…俺達のせいですよね?」

赤「はっ!?何でッ…」

アキラ同様、朴とタツキも驚いている。

Aは困ったようにケントを見た。

その視線に気が付いたケントは一つ頷く。

『確かに…あの時の事が原因です。』

青「やはり…すいませんでした。」

赤「ちょっ、どういうことだよ!?」

アキラが奏の肩を掴む。

青「俺達が彼女を庇った時、相手の反感を彼女が買ってしまっていたようです。」

黄「とりあえず座って話さない?」

緑「そうですね!彼女も怪我してるみたいですし!」

タツキの提案でひとまず腰を落ち着けることになった。

『トイレに連れて行かれて、殴られたり…蹴られたり…』

そう言ってAは頭に巻かれた包帯をほどくと、スッと長い前髪をかきあげた。

露わになった左眼の上は青く腫れあがっている。

黄「うっうわ…」

『髪の毛を引っ張られて…突然放されたから床に打ち付けました。』

怪我を見て全員の顔が痛々しく歪む。

『アルスのメンバーに媚びを売って、チクったんだろうって勘違いされました。』

Aはあの時の事を話し始めた。

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炭酸(プロフ) - 剣城萌江さん» ありがとうございます(^^)こんな駄作ですが…先生をより好きになるお手伝いが出来て私は幸せです! (2017年7月8日 10時) (レス) id: 35aaf36854 (このIDを非表示/違反報告)
剣城萌江(プロフ) - 最近リア友にアルスマグナを布教され、見事に沼にハマった新米メイトです。ケント先生推しなので最初からドキドキワクワクしました!これを読んでもっと先生のことが好きになりました(*´ω`*) (2017年7月6日 16時) (レス) id: 869f1bba53 (このIDを非表示/違反報告)
炭酸(プロフ) - あさべるさん» ただいまです!ありがとうございます(^^)読みに来てください!ゆっくりではありますが、書き始めてますので、気長にお待ち下さい(^_^;) (2017年6月4日 23時) (レス) id: 35aaf36854 (このIDを非表示/違反報告)
炭酸(プロフ) - アメさん» ご無沙汰してます。長らくお待たせしました(;´Д`)お気遣いありがとうございます(^^)アメさんもお気を付けて! (2017年6月4日 23時) (レス) id: 35aaf36854 (このIDを非表示/違反報告)
炭酸(プロフ) - 韮さん» ただいまです!はい!のんびり楽しく頑張ります(^^) (2017年6月4日 23時) (レス) id: 35aaf36854 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:炭酸 | 作成日時:2017年2月22日 0時

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