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昨日は先輩に俺のベッドで寝てもらい、俺はソファで寝た。
先輩には色々聞いたけど、明確な応えはもらえず、もやもやしたまま、あまり寝れなくて少しだるい。
朝起きると先輩はいなくて、携帯を見ると先輩から連絡があった。
八乙女光『裕翔昨日はありがとう。無事家に着いたから心配しないでね！』
薮さんの居る家に帰ったのかな。
いずれ帰らないといけないわけだし、俺がついて行くわけにも行かないから出来る事は少ないけど昨日の今日だ、やっぱり気になる。
･
･
「ただいま」
友達と飲んで朝帰りとは思えない程普通の装いの慧が帰ってきた。
「あーおかえり」
「誰か来てた」
「え？」
「うちに誰か来たよね」
なんでそんなこと。
「あーうん先輩が」
「ふーん」
なんだろうこの雰囲気。
何でもないような顔をしているけど、異様だ。
ポーカーフェイスの慧が考えてる事は、長年の付き合いの今でも分からない時がある。
無言で椅子に腰かけカバンの中を整理している。
･･
「裕翔…」
「なにっ」
突然後ろから抱きついてきた。あれ、まだ酔いが残ってたの？
「俺がいなくなったらどする？」
「どうするって、嫌だよ。どうして？」
「俺次の仕事でしばらく現場に泊まり込みになるかも」
肩に顎を乗せのんびりとした声で喋る。
「なんだ、そういう事？いいよ、ってか元々ここ俺一人で住んでたからね？！」
「まーな！お邪魔しました〜」
いたずらっ子みたいな満面の笑みをこちらに向ける。
「…俺は嫌だよ」
「なにー？」
「んーん！今日は居るから俺を堪能して♡」
「いーよ、うざいほど毎日いたじゃん 笑」
「俺は裕翔の事ウザイって思ったことないのにぃぃ！コショコショコショ〜」
「ひゃははははっちょっなにやめてっ」
「ふん、裕翔かわい」
「なんなの！もう人の事からかうならあっち行ってよ！笑」
最近気持ちが落ち着かない日が続いたから、いつもは面倒臭い慧のおふざけにも心が和んだ。
しばらくいないのはちょっと寂しいかも？
なんてね…少しの間だけ1人の生活を満喫しよう。
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ゆんぴょ(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます！早めにスピンオフupしますね♪ (2019年8月17日 22時) (
レス) id: 5a6b953178 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - とってもおもしろかったです！スピンオフ待ってます！ (2019年8月17日 21時) (レス) id: 8d82e99298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆんぴょ | 作成日時：2019年6月7日 11時
