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〜ITOKAN〜
ﾃｯﾂ「どうにか、抗争はまぬがれましたね。」
ﾀﾞﾝ「そやけど、今度は家村会が...」
ﾁﾊﾙ「すいませんでした、俺のせいで...。
ケジメは､つけるつもりです。
俺、山王連合会辞めます。」
ﾔﾏﾄ「おい。」
ﾁﾊﾙ「俺、ずっと一人で仲間もいなくて。
だから、みんなの仲間に入れてもらってほんとに嬉しかった。
だから、俺は耐えられなくなった。
みんなを騙し続けることが。
ほんとは早くぶちまけたかった。
だけど､先にあのSDを見られちまって、気づいたら夢中になって走ってた...
こんなことになるなんて。
ほんとに、ほんとに、すいませんでした...！！」
チハルは頭を深く下げた。
ｺﾌﾞﾗ「辞めるのはてめぇの勝手だ」
するとチハルは頭を上げ出ていこうとする。
ｺﾌﾞﾗ「でも、一人で悩んで勝手に答えだしてんじゃねぇ」
チハルは振り返りコブラの顔を見る。
ｺﾌﾞﾗ「俺達はぜってぇ仲間を見捨てねぇ」
ﾔﾏﾄ「そうだな。」
ﾁﾊﾙ「コブラさん...ヤマトさん...」
ﾔﾏﾄ「悩んだら相談しろよ。それが仲間だろ？」
チハルは泣きそうな顔で頭を下げる。
ﾁﾊﾙ「ありがとうございます！！」
ヤマトはチハルの肩に腕をまわす
二人を携帯で撮るテッツ
ﾃｯﾂ「おぉー、二人ともいい顔してんじゃねぇすか！！w」
周りには仲間達が集まり笑っている
みんなにつられてチハルも笑顔になる。
ﾅｵﾐ「うるせぇーよ！！」
なんていいながらもナオミも笑っていた。
コブラもそんな仲間達をみて笑っていた。
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作者名：あーる | 作成日時：2019年9月20日 9時
