HiGH&LOW【２】 (ページ27)

今日:13 hit、昨日:3 hit、合計:72,933 hit

③ ページ27

.

～３年後～

九十九『まぁあんだけやりゃー二度と来ねぇだろ。』

琥珀『馬鹿野郎。おめぇはやり過ぎなんだよ。
少しは手加減覚えろ。』

九十九『俺はあいつらの分やっただけだよ。
お前らムゲンのくせに気合いが足んねぇんじゃねぇのか？』

コブラとヤマトに向かっていう九十九

ﾔﾏﾄ『そんなことないっすよ！！！！！』

ｺﾌﾞﾗ『たまたま調子が悪かっただけっす！！！！！』

琥珀『あっはー、そうかwじゃ、太田、古西。』

太田『試してやるよ。』

古西『店で一本勝負な。』

ﾔﾏﾄ『いや、ちょっと勘弁してくださいよ！！』

ｺﾌﾞﾗ『いやいやいやいや！！！！！
無理無理無理無理！！』

太田『おい、逃げんなよ。』

ｺﾌﾞﾗ『いやいやいや、無理っす。』

琥珀『はっはっはっww』

そんな中、龍也は一人深刻そうな顔をしてベンチに座っていた。

そんな龍也をみて琥珀は龍也の近くへ行く。

琥珀『おい龍也。どうした？』

そう言って龍也の隣に座った。

琥珀『いや、別に。』

すると琥珀は龍也の腕をつかんで拳を見た。

琥珀『綺麗な拳しやがって』

すると龍也は琥珀の手を振りはらうとため息をついた。

琥珀『なにがあった。あ''ぁ？』

龍也『............実は、』

琥珀『おう。』

龍也『洋食屋、やろうと思う。』

琥珀『はぁ？お前が！？』

龍也『あぁ。』

九十九『どうしたー？』

琥珀『いやよぉ、こいつがいきなり洋食屋やり出すとか言い出すからよぉ。』

龍也『本気だ。』

ｺﾌﾞﾗ『洋食屋って、レストラン的な？』

ﾔﾏﾄ『でも、なんで飯屋...？』

龍也『.....｡』

琥珀『龍也の実家も、そうだったんだよ。』

答えない龍也の代わりに琥珀が話し出す。

.

.

～琥珀と龍也の子供時代～

琥珀《うんめぇ！！》

龍也《父ちゃんのオムライスは世界一だかんな！》

.

.

琥珀『ただ、ナオミが小さかった頃、龍也の親父が病気で倒れて...死んじまった。』

.

.

龍也が作ったオムライスを二人で一口食べる。

琥珀《うっ...まずっ！！》

龍也《まずっ！！》

琥珀《お前もいつか、父ちゃんみたいなオムライス、作れるといいな！》

子供時代end
.