"砂糖入り"嫌いなの ページ27
貴方side
あ:すみませーん。
男1:あ？何だお前ら？
あ:道に迷っちゃって…。
塗:僕達この辺初めて来たんです。それで、誰かいないかなーって。
男2:こんなとこに聞きにくる奴なんていねーだろ。何者だお前ら？
あ:そんな…。ちょっとカフェに行きたいなーって思って探してたんだけど…。
すると、後ろにいた男が前に出てきて、何を思ったか私の手を取る
男3:すみません、お嬢さん。口の悪い連中で。宜しければ、中に入りませんか？
私達は中に案内された
あ:どうしてこんな所にいるんですか？
男3:ここが使われなくなって、俺達の秘密基地にしようと思って。よくここで仲間と集まるんですよ。
案内された場所は、チェスやビリヤード、アーチェリーといった、いかにも犯罪者の巣窟のような場所だった
男3:一杯どうぞ。
そう言って渡されたのはワイン
塗:この子、未成年なんで。
男3:そうなんですか？とてもお美しい女性だったもので。
あ:そういえば、男の子誘拐事件って知ってますか？
すると、急に冷たい空気になった
男3:ニュースでやってましたね。なぜそんな話を？
私は周りの仲間が徐々に行動を始めようとする気配を感じた
塗もそれを感じたようで、私達はお互いにアイコンタクトを取る
あ:いえ、最近物騒な世の中になりましたよね。
男3:そうですね。
私は塗に合図を送る
あ:知ってます？私が"砂糖入り"嫌いなの。
その言葉と共に塗が男達に蹴りかかる
私も跳び蹴りを入れる
男達:な、何だこの女。
あ:誘拐した男の子、返して貰おうか。
男:何だとこの野郎！
殴りかかるその腕を掴む
あ:女だからって嘗めんなよ？
思いっきりひねる
男:いでででっ！
塗:こわっ…。
ようやく全員を倒し、拘束されていた優翔君を解放する
あ:怪我はない？
優:うん。ありがとう、お姉ちゃん、お兄ちゃん。
その後警察が男達を逮捕し、優翔君も無事お母さんの元に帰った
あ:今度から砂糖入りのコーヒー止めて貰おうかな。
塗:やっぱり甘い？
あ:うん。それに、全部飲まないともったいないし。そうだ！緊急の時は特別に色つきのカップにしてもらお！
塗:それだったらいいかもね。
私達はサンドグラスに戻った
絆:お帰りー。貴方ちゃん、今度から緊急の時は特別にこのカップで出すね。いつも砂糖入りで辛そうだったから。
あ:え！私もそれ頼もうと思ってました！さすが法朗さん！
その日は事件も解決して、また平和が戻った
でも、私はこれからも更なる事件を追う
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ポム - 有薮loveさん» ありがとうございます！引き続き宜しくお願いします！ (2015年11月7日 16時) (
レス) id: ea8388e113 (このIDを非表示/違反報告)
有薮love - 続き楽しみにしてます！ (2015年11月7日 15時) (レス) id: fb8a1ea860 (このIDを非表示/違反報告)
ポム - 結菜さん» ああありがとうございます！これからも宜しくお願いします！ (2015年11月3日 10時) (レス) id: ea8388e113 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 更新頑張って下さい！ (2015年11月2日 23時) (レス) id: a6f69421c1 (このIDを非表示/違反報告)
ポム - チェリーブロッサムさん» やはりそうですか…。お返事ありがとうございました。 (2015年10月30日 7時) (レス) id: 8f41ad34f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポム | 作成日時：2015年10月24日 20時
