僕の幼馴染がチョイスに出る件について←【REBORN 雲雀成り代わり～チョイス編～】 (ページ35)

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星雲310 ページ35

ｽｸｱ-ﾛ『よぉし！！出せぇ！！』

ボンゴレ基地が見え始めた頃、スクアーロが大声をあげて言った。

ツ「やったんだな、獄寺」

獄「オレじゃねーっス」

ツ「…？」

獄「ヒバリのバリネズミのトゲが増殖して足止めしてるんス」

ツ「……恭の？」

こちらを見る綱吉。だが僕ではなく恭だと気付いたのか「ふぅん」と目をそらした。

そんな時に「ボス！」と綱吉の名を呼ぶクロームの声が聞こえた。

ツ「！」

様の尻尾側に乗ってる僕は即座に気付いた。
こちらに向かってくる白い影に。

ってうお、あれって…白蘭か！！

ツ「白蘭」

少し笑みを浮かべこちらに凄まじいスピードで近づいてきてるのが怖いわぁ。

ツ「あいつ…」

引いた目で白蘭を見つめる綱吉。
そんな綱吉に『お前達は先に行け』と跳ね馬が告げた。

ﾃﾞｨｰﾉ『今度はオレが時間をかせぐ』

ツ「だがそれだとディーノさんだけ取り残されるぞ」

ﾃﾞｨｰﾉ『誰かがやんねーとな……真7弔花もすぐ来るぜ！』

僕たちの前で鞭を構えるディーノさん。

白『誰が相手だあろうと僕を止める事はできないよ！』

髑「あっ」

その次の瞬間、、、

『クフフフフ…』

独特な笑い声が辺りに響いた。

『それはどうでしょうねえ』

こ、この声って…っ。

霧が辺りを包み現れたのは……

『私に限って』

10年後の六道骸だった。

髑「……骸様」

わ、わぁ…10年後の骸だ！！
な、なななんか色っぽくなってるーーー！！！

大人になりましたね骸さん……って、大人か！

これには綱吉も驚きを隠せないようで目を見開いて
骸の名を呼んだ。

ツ「む、骸！！？」

髑「骸様の…有幻覚…」

ツ「あれがか？」

白『あれれ？』

白蘭のマーレリングから大空属性の炎が灯りガキィっと三叉槍と白蘭の手の甲がぶつかり合う。

クフフと笑う彼女は瞳を六から一へと変え白蘭がいた所に蓮花を纏った巨大な火柱が上がった。

ツ「お前、なんか会う度に幻術のリアリティ増してねぇか」

骸『ふふ、沢田綱吉お久しぶりです。そして恭…いやこの場合だと恭弥君と呼んだ方がいいでしょうか？元気でしたか？』

雲【……殺すよ】

骸『おぉ。怖い怖い』

肩を竦める骸。
その表情は笑みを浮かべていた。

あ、つまり10年前の恭に睨まれても痛くも痒くも怖くもないってことね。

よゆーですな。大人のよゆーってやつですな。

ツ「髪が伸びてるって事は10年後の骸か？つかお前怪我は？」