僕の幼馴染がチョイスに出る件について←【REBORN 雲雀成り代わり～チョイス編～】 (ページ12)

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大空287 ページ12

前後からウミヘビが襲ってきたので避けるが避ける方向にもウミヘビがいた。

それを再び避けて避けて……気付けば。

ト《幻魔》

方眼のような場所に閉じ込められていた。

ト《ウミヘビ方眼(レーテ・セルペンテ・ディ・マーレ)》

思わず舌を打ったのは仕方ない事だ。

そう思った時だった。
ガッと頭に方眼の一部が当たったのは。

オレは動いてない……はっ、まさか！

超ツ「……間隔がせばまってる…」

なるほど。このままだと圧死か。
さすがに恭の前でそんな死に様見られたくねえな。

どうするか…

うむ、とちょっと悩んでいるとクンクンと匣兵器が動いた。

超ツ「ナッツ…」

オレに任せろ、ってか？……ふっ上等だ！！

超「わかった…たのむ！」

オレはボンゴレリングに炎を灯し開匣すればナッツが俺の手の甲に乗る。

ﾅｯﾂ「ガオ」

ー天空ライオン(レオネ・デイ・チエーリ)Ver.V.ー

さあナッツ。お前の力を見せてやれ。

ﾅｯﾂ「GURURURU…GAOOo」

ナッツの咆哮と共にオレはウミヘビ方眼を脱出しトリカブトとの距離を詰める。

超ツ「終わりだ」

だがビルの中からウミヘビが勢いよく飛び出してきた。

超ツ「くっ」

さすが真7弔花の一角を担う者、予想外のことをしてくれる。

これだけの数ら避けきるのは無理か…

超ツ「やるぞナッツ」

ﾅｯﾂ「ガオッ」

ふっ、ナッツもやる気満々で結構。

肩に乗っていたナッツを手の甲に移動させ叫んだ。

超ツ「ナッツ、形態変化(カンピオ・フォルマ)。防御モード(モード・ディフェーザ)」

ﾅｯﾂ「GAOooO！！！」

再び咆哮するナッツの額にあるボンゴレの紋章が眩く光りの形態が変わっていく。

ウミヘビに刺される前に形態変化したナッツを体に巻き攻撃を凌いだ。

超ツ「Ⅰ世のマント(マンテッロ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)！！！」

パラパラと地面に落ちていくウミヘビを見下ろしナッツに形態変化を解いた。

超ツ「サンキューナッツ。次はオレの番だ」

ナッツを肩に乗せそのままトリカブトに迫る。

ト『哀しき者よ』

超ツ「お前がな」

奴も襲いかかってきたのでオレは瞬時に避け背後に移動し二撃加え、手刀の如くトリカブトの首に左手を添えた。

超ツ「怪物ならば…加減はなしだ」

炎を右手にため力強く殴ればビルを貫通し地面に突っ込んだ。

ｽﾊﾟﾅ《ボンゴレと交戦中の敵の炎反応消滅》

入《よくやった綱吉君！》

……手応えなさすぎだろ、あいつ。