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飛貴「Aがちょっと男子と話すのも俺にとっては苦痛だったけど…自分潰すくらい我慢してたんだよ?Aにとってはちょっと、ほんのちょっとだったかもしれないけどさ」
飛貴は少し笑ってそう言った。
笑ってるけど、目が笑ってない。
飛貴「俺、嫉妬深いし独占欲強いの知ってるよね?」
A「知ってる、けどそれには度があるで「分かってんなら俺のやってること…理解できるよね?俺はAを想いに想って、Aが大好きで大切で傷つけたくないから…」
A「それが傷付いてる原因って…こんなこと言いたくないけど、
自分が、飛貴が原因になってるって…わからない?」
わたしは溢れだしそうな涙をこらえて
飛貴に伝えた。
飛貴は優しい人。
だから傷付きやすい。
こんなこと言ったら、
飛貴が壊れちゃうかもしれない、
そうも思った。
でも今の飛貴…
A「…飛貴?」
飛貴「Aが悪いんだから…」
飛貴「でも………
ずっと俺が守ってあげるから……
安心して、A」
飛貴「飛貴…っ!!」
急に宙に浮いたわたしは
頭を下にして、下に落ちていった。
そこが階段だったから
段がストッパーになって
一番下まで落ちはしなかったけれど…。
飛貴「……A!大丈夫!?誰か!助けてください!!」
飛貴がそう叫んでいて、
人が周りに来たのを最後に
私は意識を失った。
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作者名:音 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr
作成日時:2019年9月17日 22時