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紫耀「そうだよね、Aは俺なしじゃ生きられないようになっちゃったもんなぁ」
A「紫耀は…どうしてここに?」
紫耀「GPS」
A「え?」
紫耀「知らなかった?AのスマホにGPSアプリ入ってるの。Aが逃げようとしたって、俺にはすぐ分かるよ?逃げた場所だってわかるんやで?アプリを消せばお仕置きだから、分かってるよね?」
A「…GPS………」
紫耀「こんなに言ってまだ逃げる気なんや?」
A「違う!違うよ」
私がそう否定すると紫耀は立ち上がり、わたしの頬を包むように触った。
紫耀「そうやろな、Aは俺なしじゃ生きられない、俺だけのもんやもんなぁ」
紫耀「Aの為やからな?今度から外からしか開けれない鍵もつけるから。…ええよな?」
A「…うん」
紫耀「ぜーんぶ、Aの為やで?閉じ込めてんのも、」
A「紫耀、わたしを閉じ込めてくれてありがとう」
紫耀「大好きなAの為なら何だってするよ」
紫耀から逃げるなんて、家から出るなんてもう二度としないと心に誓った。
だってわたしは、紫耀がいないといきられないから。
紫耀「それじゃ、A。ええ子で待ってるんやで?」
その日、紫耀が仕事に戻る時。
わたしは薬で紫耀に眠らされ、手首を背中の方でガムテープで固定されていた。
紫耀「A、お前はずーっと俺と一緒だよ
絶対逃がさへんからな」
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作者名:音 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr
作成日時:2019年9月17日 22時