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飛貴に嫌気がさしたのは、
2ヶ月ほど前のこと。
飛貴が私のスマホを
勝手にチェックするようになって、
放課後友達と遊べないようになって。
私を支配するようになってきたの。
好き同士と言うより、
“支配する強い人”と“支配される弱い人”
そんな関係になってしまったことに
気付いた私はなるべく感情を
抑えようと必死だったけど、
A「もう…我慢の限界なの」
飛貴「俺はAのこと大切に想ってるよ?浮気だってしてない、1番なのは、好きなのはAだけだよ…」
A「それが、もう無理なの!…勝手にスマホ見てくるし、友達と遊べなくて友達に距離置かれちゃうし。勝手に連絡先消すし!…私の生活めちゃくちゃにしないでよ!」
飛貴「…俺はAのことが好きだから…好きだからしたんだよ?」
A「私にとってはただの迷惑行為…だから……だからもう限界なの…ごめん………分かって……」
飛貴「俺だって我慢してたのになぁ、俺だって!」
飛貴は急に声を荒らげてそう言った。
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作者名:音 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr
作成日時:2019年9月17日 22時