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「……ね、…めん……、俺何してんだろ………ごめん………」

A「…瑞稀?」

瑞稀「A…よかった…目、覚ましてくれた…」


目を覚ますとわたしはベッドの上にいた。

カーテンの隙間からは、日差しが差し込んでいて朝を迎えたことに気付いた。

瑞稀は目や目の周りを真っ赤にして涙を流しながら、濡れたタオルで私の腫れた頬を冷やしてくれていた。


A「……どうして泣いてるの」

瑞稀「A……ごめん……また……止められなかった……いつも今度は絶対しないって心に決めるのに………またAを傷付けた……」


頬はヒリヒリした痛みに鈍痛。


A「大丈夫だよ…瑞稀、泣かないで」

瑞稀「A…俺のこと好きでいてくれる?」

A「うん」

瑞稀「ほんと?」

A「だってわたしも瑞稀も、1人じゃ生きられないでしょ?」

瑞稀「A…ごめん………大好きだよ、愛してる」

A「……わたしもだよ」


あれだけ酷いことされたのに、瑞稀のことが好きという気持ちにはかわりない。

瑞稀が私のことを愛してくれる限り、どんな酷いことをされても私は多分瑞稀から離れられないんだと思う。


A「朝ごはん作るね」

瑞稀「スクランブルエッグ、食べたい」

A「分かったよ、作るから待っててね」








この愛からは、絶対に離れられない。

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作者名: | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/9720rr  
作成日時:2019年9月17日 22時

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