〜２〜 ページ27
A「な、なんで、」
私に一番に会いに来てくれないのよ！！
A「・・・・。」
・・・とは、意地もあって情けない台詞は言えない私
携帯を握り締めて、足元のネイルを無意味に触る
グッと押し黙ってしまった
除隊してすぐって、
一番愛してる人の元に掛け付けるものなんじゃないの！？
まさかのそれがチャンミン君だと！？
ユノ「何しよっかな〜♪チャンミンと、」
そんな彼女である私の気持ちなど察することなく、
チャンミン君とのデートプランを考え出すお気楽な彼氏
A「あのオタクと行くなら、」
ユノ「え？」
A「・・・いえ、何も。
チャンミン君と行くなら、」
沸々とライバル心が勝手に芽生えてきて、
にょき、っと頭に悪魔のツノが生える
A「漢江がいいんじゃない？」
ユノ「漢江？」
A「最近、男同士であの綺麗な夜景の川沿いを歩くのがブームなのよ。」
ふははははは
あそこは全くの正反対
カップルがイチャイチャしながら歩くデートスポット
行ってみて、恥ずかしくなって、即解散すればいいっ！！
ユノ「へ〜。そうなんだ。
カップルのデートスポットかと思ってた。
俺が二年間兵役に行ってる間に、そんなブームがあったんだ。」
感心しながら嬉しそうに電話を切るユノ
A「・・・だって、ユノが悪いんだもん。」
私とは？
こんなにも待っていたのに
除隊して会う約束もしてくれないなんて
A「・・・チャンミン君が断るに決まってるよね。漢江なんて。」
携帯を投げ捨てて、ドサッとベッドに仰向けに転がる
きっと、「ヒョン何考えてるんですか」とか呆れられて
ユノが「え？違うの？」って焦って
そうしたら、私の意地悪に気付いてくれるかな
私の、
本当は会いたい気持ちにも気付いてくれないかな・・・
翌日
自己嫌悪に陥っていた私の元に
ユノから驚愕のメールが届く
『チャンミンと漢江で夜景を見ることになったよ。教えてくれてありがとう♪』
サーっと血の気が引いてしまった
な、なに？
どうして男同士で本当にデートスポットに行くことになるのよ？
A「ど、どうしよう・・・」
おろおろ無意味に部屋を歩き回る私
ユノはともかく、チャンミン君は今彼女がいないし、
本当に雰囲気に流されて寄り添ってたら・・・
A「ないないないない、絶対にあるわけないっ！！」
でも、心配だから・・・
尾行するしかないっ！！
〜３〜→←〜トッポギちゃんとユノ〜*Ｒｏｏｍ１からの新作です*
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なお(プロフ) - 愛嬌さん» お久しぶりです！読み返して頂いて嬉しいです！ (2021年7月14日 9時) (
レス) id: e3446b6b0b (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - なおさん、お帰りなさい^_^何度もお話読み返してお待ちしてました^_^ (2021年5月14日 16時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - かおさん» お久しぶりです！お元気でしたか？ほんのちょっとの復活なんですが楽しく書かせてもらっています♪最後までお付き合いお願いしまーす！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - wakaさん» 気にしてもらってるなんて嬉し過ぎる〜( *´艸｀)ありがとう！元気でやっとります！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
かお(プロフ) - なおさん、お久し振りです。またお話が読めるなんて嬉しいです。 (2021年5月8日 23時) (レス) id: d7c45d30ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2017年1月14日 22時
