〜Changmin〜Give us kiss? sequel２ ページ20
チャンミン「平気って・・・そんなわけ、」
A「何より大切な仕事だもんね。分かってるから、
もういいよっ！！」
ガチャンッと拭いていたお皿をキッチンのシンクに置いた
チャンミン「Aさんっ！」
A「風邪ひくから髪早く乾かしてね！」
言い捨てて寝室に飛び込む私
ソファから立ち上がって追いかけようとしたチャンミンがため息をついていた
・・・分かってる
本当に分かってるよ
チャンミンがもっともっと腕のいいお医者様になる為には
更に勉強が必要なことくらい
A「・・・はぁ。」
寝室の扉を背にもたれたまま、うな垂れる
笑顔で、頑張ってね、
いってらっしゃいって、
どうして私は、言えるようないい女になれないんだろう
４月から、チャンミンが行ってしまう
もうそれは決まってしまった後のようだった
チャンミン「Aさん・・・」
A「お疲れ様。
ご飯、今用意するから、」
帰宅したチャンミンが、スーツの上着を脱いで何か言い掛ける
それを遮るようにキッチンに立ち、冷めていたおかずを温める準備をする
チャンミン「僕・・・、明日から
病院に泊まり込みで仕上げなきゃいけない論文があって・・・」
A「そう・・・。
じゃあ、お弁当用意しておくから、」
チャンミン「そうじゃなくて・・・
ちょっと話せませんか？今、」
キッチンに立つ私を見つめる
引っ越しの準備も刻一刻と迫っているはずなのに、
あまりまだ手を付けていないチャンミン
「一緒に来ませんか？」という、淡い期待をどこかに持っていた
A「・・・何？」
手を止めて、キッチンから様子を伺うと、手招きをされる
チャンミン「転勤のこと・・・言い出せずにごめんなさい。」
A「うん・・・。」
ソファにふたり、腰を下ろして
チャンミンはそっと私の手を握る
チャンミン「あなたと離れて平気だなんて思ってない。
でも・・・それでも、自分にとって挑戦してみたい。新しいことを学べるチャンスなんです。」
A「・・・・。」
分かってるのに
素直に「そうだね」と言えなくて顔が強張る
チャンミン「・・・分かって、もらえないですか？」
悲しそうな瞳が揺れて、私の胸が締め付けられる
チャンミンも本当は
寂しいって思ってくれてる？
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なお(プロフ) - 愛嬌さん» お久しぶりです！読み返して頂いて嬉しいです！ (2021年7月14日 9時) (
レス) id: e3446b6b0b (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - なおさん、お帰りなさい^_^何度もお話読み返してお待ちしてました^_^ (2021年5月14日 16時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - かおさん» お久しぶりです！お元気でしたか？ほんのちょっとの復活なんですが楽しく書かせてもらっています♪最後までお付き合いお願いしまーす！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - wakaさん» 気にしてもらってるなんて嬉し過ぎる〜( *´艸｀)ありがとう！元気でやっとります！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
かお(プロフ) - なおさん、お久し振りです。またお話が読めるなんて嬉しいです。 (2021年5月8日 23時) (レス) id: d7c45d30ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2017年1月14日 22時
