〜Kyuhyun〜Love deviation sequel８ ページ17
A「こ、ここは・・・？」
翌日、重たい頭で何とか目を覚ますと
キュヒョン「おはよ・・・」
目の前にはドアップで微笑むキュヒョンさんの顔
とても愛おしそうに見つめて、
宝物を閉じ込めるように胸に抱いて私の髪を撫でていた
A「お、おはようご、ざいます・・・」
混乱して頭がついていかない
私・・・確か、昨日提灯の灯る小さな屋台で飲んでて・・・
な、なんでキュヒョンさんのホテルのベッドに寝てるの！？
キュヒョン「A・・・」
さわさわと髪を撫でていた指が、這うように耳元に沿って
A「んっ・・」
思わず浮ずるような声が漏れる
昨日、見たのに
ユイさんの肩を抱いて、
この部屋に入っていくあなたの姿
忘れられない、あの「好きだった女性」を心配そうに眺める姿
A「キュヒョンさん・・・」
キュヒョン「・・・ん？」
A「素敵なステージでした・・・」
それでも、
一番に言いたいことはやっぱりこれだった
A「素敵な歌声をありがとう・・・」
私だけを見て
あの人のことは忘れて
そんなことより、
二年間のパワーをありがとう
A「私、キュヒョンさんの大ファンですから。」
涙を溜めながら笑った私に、
キュヒョンさんの方が泣きそうな顔をする
キュヒョン「・・・ファンだけじゃないだろ？
俺の一番愛してる女なんだから。」
不意に上から降ってくる甘い甘いキス
・・・そっか
そうなんだ
私
一番愛されてるんだ
自信なんて、一生持てないかも知れないけど
あなたはいつでも
私にありったけの言葉を紡いでくれる
事情を聞いた私は、気が抜けてしまった
この部屋に・・・チャンミンさんが待っていたとは・・・
A「私、勘違いしちゃった・・・
あれ？チャンミンさんたちは？」
キョロキョロ部屋の中を見渡す私に、
キュヒョン「隣のマネージャーが、追いやられたよ。笑」
チャンミンさんたちは隣の部屋へ泊まり、マネージャーさんは空いていた一人部屋へ。
狭い部屋にぶつぶつ言いながら移動していくマネージャーさんの真似をして笑うキュヒョンさん
キュヒョン「A、」
A「はい？」
キュヒョン「来てくれて、ありがとう。」
初めての日本で、初めてのあなたとの朝
あなたの肌のぬくもりに、またゆっくり目を閉じる
そんな
かけがえのない、幸せな朝
-END-
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なお(プロフ) - 愛嬌さん» お久しぶりです！読み返して頂いて嬉しいです！ (2021年7月14日 9時) (
レス) id: e3446b6b0b (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - なおさん、お帰りなさい^_^何度もお話読み返してお待ちしてました^_^ (2021年5月14日 16時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - かおさん» お久しぶりです！お元気でしたか？ほんのちょっとの復活なんですが楽しく書かせてもらっています♪最後までお付き合いお願いしまーす！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - wakaさん» 気にしてもらってるなんて嬉し過ぎる〜( *´艸｀)ありがとう！元気でやっとります！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
かお(プロフ) - なおさん、お久し振りです。またお話が読めるなんて嬉しいです。 (2021年5月8日 23時) (レス) id: d7c45d30ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2017年1月14日 22時
