〜Kyuhyun〜Love deviation sequel５ ページ14
「お嬢さ〜ん！もう閉店の時間だよ！
・・・困ったねぇ、完全に飲みつぶれちゃって、」
「日本人じゃなさそうだったな。」
「そうなのよ。言葉が通じなかったから・・・
どうしよう。こんな若いお嬢さん、店の外に放り出すわけにもいかないし・・・」
「警察とかに連絡してみるか？」
「そうだねぇ・・・」
困った顔で話している店のおかみと主人
深夜０時過ぎ
木目のテーブルに突っ伏したまま寝息をたてている私
お酒なんてほとんど飲み慣れていないから、
焼酎をおかわりしたところで眠気が襲ってきた
「お嬢さん！携帯電話は？誰か、日本語分かる人に迎えに来てもらえないのかい？」
大声で話し掛けるおかみ
私は寝ぼけながら身体を起こし、
バッグに仕舞ってあった携帯を手に取った
「・・・もしもし？」
「あぁ！よかった！あんたこの彼女の知り合いかい？
迎えに来てやってよ、店で飲みつぶれちゃってて・・・」
遠くから、私の携帯で話す声が聞こえる
「寒くないかい？布団掛けてあげるから。
すぐに、迎えに来るって
何だかいい男の声だったねぇ・・・」
店じまいするおかみの優しい声がこだまする
迎え・・・？
誰・・・・？
お酒が回った頭は思考回路が正常ではなく、
ボーっとそのやりとりを聞いているだけだった
「すみませんでした、ご迷惑お掛けして、」
「いやぁ、うちは大丈夫だよ。
でもこんないい男がふたりも来てくれるなんてまた店開けようかね。」
・・・ふたり？
「でもこの子、何か嫌なことでもあったんじゃないのかねぇ、
泣いてたし、こんな酔い方するなんて、」
「・・・・。」
突っ伏して寝ていた私を抱え上げるその大きな手
「ありがとうございました。」
私の分のお代をさり気なく払ってくれる、綺麗な声の女性
「大丈夫か、キュヒョン、」
「重くないから、こいつ、」
「こいつだって♡」
お店で流暢な日本語でお礼を言っていたのはチャンミンさん
払ってくれていたのはユイさん
そして
A「んっ・・・」
苦しそうに寝息を立てる私を背におぶい、
ちょっと乱暴に歩くのはキュヒョンさん
携帯に出て内容をすぐに理解して、すっ飛んで来てくれた三人
チャンミン「良かったな、Aちゃん見つかって。」
キュヒョン「・・・見つかったのはいいけど。
一人で日本で酔い潰れるなんて、心配掛けすぎ。」
ユイ「キュヒョンがパニック状態のところ初めて見た・・・」
夢の中の私は、心地よく眠ったまま
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なお(プロフ) - 愛嬌さん» お久しぶりです！読み返して頂いて嬉しいです！ (2021年7月14日 9時) (
レス) id: e3446b6b0b (このIDを非表示/違反報告)
愛嬌(プロフ) - なおさん、お帰りなさい^_^何度もお話読み返してお待ちしてました^_^ (2021年5月14日 16時) (レス) id: dff3957b28 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - かおさん» お久しぶりです！お元気でしたか？ほんのちょっとの復活なんですが楽しく書かせてもらっています♪最後までお付き合いお願いしまーす！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - wakaさん» 気にしてもらってるなんて嬉し過ぎる〜( *´艸｀)ありがとう！元気でやっとります！ (2021年5月14日 14時) (レス) id: 460cbb2093 (このIDを非表示/違反報告)
かお(プロフ) - なおさん、お久し振りです。またお話が読めるなんて嬉しいです。 (2021年5月8日 23時) (レス) id: d7c45d30ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なお
| 作者ホームページ：https://twitter.com/630HiTVXQ
作成日時：2017年1月14日 22時
