milk…2 ページ2
You side
A「……!」
勢いに任せて体はぐんと前に引っ張られ、おつかいの目的であったプリントはバラバラと床に散らばった。
ふと、勢いに任せっぱなしだった体を誰かが受け止めてくれたのを感じる。……人の温もりってやつ?
恐る恐る、閉じていた瞼を開けると
A「え、」
「んふふ、」
女の子のような、真っ白で綺麗な肌と、とろんとしたたれ目が目に入る。
ま、ま、待って…………………近い!!
A「い、いのお、せんぱ……」
慧「真っ赤だよ?かわいいお顔がもっとかわいくなっちゃってるよ?」
A「……へ?」
そんな距離でそんなこと言ったって………
私が伊野尾先輩を知っている理由はただひとつ。お兄ちゃんのせい。
そんなに仲がいいわけじゃないらしいけど、……生徒会長だし、もっと真面目だと思ってた。
それでも伊野尾先輩の顔はぐいぐいと近づいてくる。手首は掴まれっぱなし。
A「ちょ、ちか………
わ、……!!」
すると、ぐいっと引っ張られソファにダイブ。
でもひとつ変わらないのは、やっぱり目の前に伊野尾先輩の顔があるってこと。
A「離してください………」
慧「もう、仕方ないなあ」
……あざとい。
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伊野尾楓音 - あー!早く続きが見たい! (2018年8月30日 20時) (レス) id: dc02d8ce72 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 由依さん» ありがとうございます!!前作に引き続き長らくの活動休止もあったにも関わらずご愛読くださり、本当に嬉しい限りです(////)コメントがとても励みになります!ぜひこれからもよろしくお願いします^^* (2018年4月4日 18時) (レス) id: f029b54c33 (このIDを非表示/違反報告)
由依 - 新作おめでとうございます。どんな感じかなと考えていたけど凄く好きな感じだから更新楽しみです☆もう、ハラハラ、ドキドキしていますがこれからどうなるのだろうと気になります!更新頑張ってください(o^^o)応援しています。 (2018年4月4日 18時) (レス) id: 0583577ad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆ | 作成日時:2017年12月22日 19時