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しゅきぴ3 ページ4

「ははっ、A俺のことずーっと見てたもん、気づかねーよ」

「ひぇ、松野くん…」

『ちょ、千冬くん???私見てないけど??』


頬杖をつきながら私たちの話に入ってくる千冬くん。
意地悪そうに笑っていた。

秋穂ちゃんはビクリと肩を揺らして、少しだけ震えている。


「じゃっ、じゃあねAちゃん!」


そして、そそくさと自分の席に戻って行ってしまった。

ええ…?どうしたの…


私は意味がわからなくて頭にハテナを浮かべてたけど、千冬くんは何かを察したように溜息を吐きながら机に突っ伏している。


『千冬くん?』

「…まぁ、もう慣れたけどさ。」


何を???えっもしかして私が君に熱い視線を送ってたのバレた?!
一目惚れしたのバレた?!


『え、えと…これにはワケがあって…』

「やっぱAも知ってるんだ…」


『私が千冬くんのこと見すぎてたこと!』

「俺が東卍メンバーなこと」


2人同時に発したからよく聞こえなかった。けど、明らかに私と違うことを言っている千冬くん。


「…やっぱお前俺のこと見てたんだな」

『ごめんなさい』


呆れた顔でこっちを見られる。


「まぁいいや。きっとAも好奇心で見てたんだろうし。俺が不良だから」

『えぇ、ほんとに不良だったんだ』

「は?」



えちょ、冷たい。さっきまで可愛かったのにいきなり零度の目で見つめないで。


「お前俺のこと知らないの?」

『…??あっ、芸能人か何か…?』

「だから不良だって言ってるだろ」


はにゃ???


千冬くんはふぅ、と息を吐くと、何か諦めたような表情で口を開いた。


「東京卍會。ここらを仕切っている不良グループだ。そして俺は東京卍會の壱番隊副隊長。」

『あ、なんか名前は聞いたことある。抗争とか結構やってる…』

「そう。だから俺みんなに怖がられるし、ましてや女子には避けられるし。最悪だ…」


うーん、と困ったように頭を抱えて唸る千冬くん。


『女の子にモテたいの?』

「ばっ、ちがっ!!俺の相棒に彼女いるから羨ましいな…って」

『ふーん?…なに、どんなタイプがいーの?』



かあぁって頬を赤く染めて、恥ずかしそうに目を潤ませる千冬くん。
何この生き物。かわいいんだが。

萌え袖で顔を隠しながら千冬くんは呟く。


「かわいい子、俺のこと好きでいてくれる子…?とか」

『へぇ。…でも今のところ無理だね。女子に避けられてるんだったら』

「痛いところ突くな…」

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ゆぅり(プロフ) - え、サランヘヨ使えてる・・!!もしや、Kぽ女子か?! (2021年9月25日 11時) (レス) @page5 id: 39bfe8c53b (このIDを非表示/違反報告)
名前 - 面白いですね!更新頑張ってください(*゚▽゚*)なのさん!応援しています (2021年9月12日 1時) (レス) id: 14a4d572b2 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 続編よければ書いてほしいです!!楽しみにしてます! (2021年9月6日 17時) (レス) id: 6485b8cd5e (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 続編期待してます(((出来れば、中学生編とかも少しとか、嫉妬させるのとか、入れて頂けると飛びます(((自分勝手なお願いばかりで恐縮です…!無理を承知で、御検討の程、よろしくお願いします!!長文失礼しました!! (2021年9月6日 16時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - コメ失礼します!!!この作品は私の生き甲斐で、毎日の支えなんです!!!もっともっと沢山続編作って、永遠に終わらせないで下さい(((もうこのお話大好き過ぎます本当に!!!これからも応援してます!! (2021年9月6日 16時) (レス) id: 5f1c65421c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2021年8月25日 8時

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