#俺の ページ34
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「...え、!?」
「あ、ほんとに居た」
そう言ってへらりと笑うみちるくん。何でここに?ほんとに居たってことは私目的で来たってこと?なんて考えてるのが顔に出てたのか、みちるくんは私に近付いて口を開く。
「さっき東条達とすれ違ってさ、Aが雷怖がってるから図書室行ってやってくれって」
「そ、そうなんですか...わざわざごめんなさい」
「謝んなよ、俺が来たくて来たんだから」
その優しさが嬉しくてついニヤけてしまう。
するとその時またピカッと光った。さっきと違うのはすぐに音が聞こえたこと。私は思わずみちるくんに抱き着く。
「そんな怖がんなくて大丈夫だぞ。ほら、俺が居るから」
「うぅ...すみません...」
みちるくんは嫌がる素振りを見せずに優しく頭を撫でてくれる。馬鹿にされなくてよかった。
「せっかくだし家まで送ってくよ」
「え!?いや、そんなの悪いです...ちょっと待ってれば雷止むらしいしここで待ってますから」
「そんなのいつ止むか分かんないだろ?夜道歩く方が危ないし」
「で、でも仕事は?」
「あー、うちの学校結構融通きくから、大丈夫」
そう言われてもやっぱり迷惑なんじゃないかな、なんて思っているとみちるくんは膝を折って私と目線を合わせる。
「...Aは俺の彼女なんだから、遠慮しなくていいんだぞ」
「っ...は、はい...」
俺の彼女。そう改めて言われると何かくすぐったい。その言葉にこくこく頷けばみちるくん満足そうに笑った。
「じゃあ行こっか。俺は1回職員室戻るから、靴履き替えてちょっと待っててくれる?」
「は、はい!」
ほんとにみちるくんと一緒に帰れるんだ。...かなり嬉しい。今回ばかりは雷に感謝した。
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青龍 葵(プロフ) - まるる。さん» 態々、お知らせして頂き有難う御座います。 (2019年7月7日 17時) (レス) id: 2dfc35dd30 (このIDを非表示/違反報告)
まるる。(プロフ) - 青龍 葵さん» 移行先は明日投稿してこちらでお知らせするので、もう少し待っててください(>_<) (2019年7月6日 19時) (レス) id: 96c7a89dfd (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 後、少しで終わっちゃうと思うと寂しいですが、続編などあればと思いながら移行先は何処にあるんでしょうか? (2019年7月6日 16時) (レス) id: 2dfc35dd30 (このIDを非表示/違反報告)
まるる。(プロフ) - ひるくさん» ありがとうございます!!結構力入れて書いたのでそう言っていただけて嬉しいです...。これからもよろしくお願いします! (2019年6月30日 16時) (レス) id: 96c7a89dfd (このIDを非表示/違反報告)
ひるく(プロフ) - 最新話……最新話最高です……ありがとうございます……沢山読み返して胸キュンに浸ってます!これからも応援し続けます頑張ってください! (2019年6月30日 13時) (レス) id: bbffd7f7da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まるる。 | 作成日時:2019年6月16日 10時