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次の日、家を出るとそこには三橋くんがいた。



「み、三橋くん!もう大丈夫なの?」


「ん?何が?」


「何がって...昨日死にそうだったから、心配で」



不思議そうな表情を浮かべる三橋くんにびっくりする。あれだけボーッとしてたのに忘れたのか。いや、ボーッとしてるからこそ忘れた...?



「あーーーはいはいはい、うん、もう大丈夫だから。心配かけてごめんな」


「私は大丈夫だけど...。まさか今井くん達に仕返ししたりしてないよね...?」



気になったから一応聞いてみると、三橋くんは黒い笑みを浮かべて呟く。



「まっさかぁ〜!この俺だよ?優しさの塊な俺が仕返しだなんてそんな、そんな酷いことするわけないじゃん??」


「優しさの塊ではないと思うよ三橋くん...普通に仕返ししそうだし」


「何言ってんだ、Aにはまだ優しい方だろ」


「...私だけじゃなくてみんなに優しくしないとだめなんだよ」



私だけ特別みたいなのも嬉しいけど、卑怯なだけじゃいつかみんなに三橋くんが嫌われるかもしれない。...そんな日は来ないと思うけど。



「いーの?俺がみんなに優しくしたら更にモテるけど」


「何その自信、どこから湧いてくるの??」


「ほら、俺って顔いいから、」



ドヤ顔でそう言う三橋くんにムカついて頭を軽く叩く。

いってぇ!!とわざとらしく痛がる彼を無視して先に歩いた。これは三橋くんが悪い。





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ソウ - はじめまして!ソウです!読ませていただきました!めっちゃ面白かったです!これのおかげでまた今日から俺は大好きになりました!ありがとうございます!!( ≧∀≦)ノ (2019年8月21日 20時) (レス) id: 8344a9dd37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるる。 | 作成日時:2019年4月30日 14時

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