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次の日の朝、いつまで経っても三橋くんが来なかったから1人寂しく登校する。

昨日あの後大丈夫だったのか心配なのに何で今日に限って一緒に登校出来ないんだろ...。





学校に着くと、廊下の先に金髪が見えた。よかった、学校には来てるんだ。
そう思い彼に駆け寄る。



「三橋くん、昨日は大丈夫だった?」


「...」


「え、ちょっと...!」



私の問い掛けを無視してそのままフラフラ歩いていく彼を疑問に思い、三橋くんの前に立って腕を掴む。



「三橋くん、どうしたの?何かあった?」


「......A、」



小さく口を開いて私の名前を呼ぶ三橋くん。その声は今までに聞いたことがないぐらい弱々しくてびっくりした。



「み、三橋くん...っ?」



三橋くんは廊下にも関わらずぎゅっと私を抱き締めてくる。周りのどよめきが伝わる。1番びっくりしてるのは私なんだから。



「ちょ、ちょっと!ここ廊下だよ!」


「...俺は馬鹿だぜ...あんな奴に...」


「ど、どうしたの、とにかく離れて...っ」



とんとん背中を叩くとあっさり離れてくれた。

ぼんやりとした目で私を見詰める三橋くん。ほんとに、どうしちゃったんだろ...。



「...俺がどれだけ馬鹿な奴でも、嫌わないでくれよ...」


「あ、当たり前でしょ?どんな三橋くんでも好きだよ」



その言葉を聞くと三橋くんはまたフラフラと歩き出す。

...今はそっとしといた方がいいのかな。そう思い彼の背中を見送った。








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ソウ - はじめまして!ソウです!読ませていただきました!めっちゃ面白かったです!これのおかげでまた今日から俺は大好きになりました!ありがとうございます!!( ≧∀≦)ノ (2019年8月21日 20時) (レス) id: 8344a9dd37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まるる。 | 作成日時:2019年4月30日 14時

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