フィールド218 ページ42
仕事に取り掛かってからどれぐらい経っただろうか。
今日は哲ちゃんと話しながらだったが、哲ちゃんは話しかけられたら手が止まっちゃうタイプだからあまり話せず…。
サカモトさんも随分前に肩の上で寝てしまった。
そのためいつもより手を多く動かした結果、11:00には自分でできる仕事が全て終わってしまった。
後はヒバリンに判をもらうだけ……なんだけど…。
貴方「あの2人、休戦してるかな…」
草壁「どうでしょう…」
戦闘狂なヒバリンのことだ。
相手が倒れるか自分が倒れるかするまでは、何がなんでも切り上げないことは目に見えている。
どっちかぶっ倒れてたらいいな←
そんな物騒なことを思う。
貴方「哲ちゃん、手伝ってくれてありがと〜♪
今度お礼に何かあげる!」
草壁「いえいえ。
当然のことをしたまでですから、気にしないでください」
失礼しました、と頭を下げて出ていく哲ちゃんに笑顔で手を振って見送る。
そして、書類を鞄の中に入れてゆっくりと屋上へ向かった。
それから屋上へ続く唯一の階段を登る。
1段1段と屋上へ近付くにつれて、金属音や鞭のしなる音が大きくなっていく。
扉を開けると予想通り。いまだに戦い続けている2人と、それを離れて観戦している部下の姿があった。
「お嬢ちゃん。こんなところ来たら危ねーぞ?」
部下の人がからかい半分、心配半分といったような雰囲気で話しかける。
完全に見下されているのがわかった。
貴方「ご忠告ありがとうございます。ですが、ご心配なく。
あの戦闘狂とは嫌という程殺り合ってますんで」
にっこりと綺麗な笑顔を浮かべると、機嫌を損ねたなら悪かったと謝られる。
「にしても、嬢ちゃんがあいつに張り合うとは思えねーな…」
貴方「女だからですか?」
「いやいや、そういう訳じゃねーよ。
身長も小柄で、何より目に気迫が見れねぇ」
最もなことを言う部下に、ほっと胸を撫で下ろす。
良かった。女だからとか言われた瞬間ブチ切れるだろうから←
貴方「まあ、人をからかうのは得意なので」
私の言葉に、ゲラゲラと大声で笑う部下の人。
え、どこが面白かった…?!
ロマーリオ「相当頭が回るらしいな。稀に見るタイプだ。
…そうだ。まだ名乗ってなかったよな?
オレはロマーリオってんだ。よろしくな」
貴方「どうも。変に悪知恵だけ働く三浦Aです←」
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雪女(プロフ) - 久しぶり……(´；ω；｀) (2020年7月30日 19時) (
レス) id: 5f901ff6dd (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - 雪女さん» ありがとうございますうううう(´；ω；｀)こんな更新頻度の遅い作品をお待ちいただけているだけでなく、そんなにも好いていただけるなんて…！本当にありがとうございます！！今後もよろしくお願いしますよろしくお願いします_(._.)_ (2020年7月26日 23時) (レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - aoilovexanxusさん» ご指摘ありがとうございます！！変なミスをしてました…(^_^； (2020年7月26日 22時) (レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
aoilovexanxus(プロフ) - クレヨンさん» 192から205では (2020年3月29日 14時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
雪女(プロフ) - きゃあああ！更新だああああ！ありがとうございます！やっぱり好きですわ〜 (2020年3月27日 21時) (レス) id: 5f901ff6dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレヨン | 作成日時：2020年2月13日 10時
