フィールド209 ページ33
それから目を覚ますと、右手で何かを握りしめている感覚がした。
それは硬くてひんやりとした小さな物で、それが何個かある。
嫌な予感しかしなくて、2度寝をせずにそれが何かを確かめた。
貴方「うわ…」
何か分かった瞬間、露骨に嫌がる素振りを見せる。
それはやはり、3つのボンゴレリングだった。
虹と雪のボンゴレリングは既に完成しているが、月はハーフボンゴレリングだ。
あの人、本当に探しに行ったんか…←
取り敢えず、リングはポーチに入れといて…。
学校行く準備しよ。
私はスクールバッグを手繰り寄せて、革製でできた少し大きめのポーチを出す。
中には3つのマーレリングと、既にマモンチェーンで巻かれた3つのおしゃぶり。
コンプリートしちゃったよ←
うわ、嬉しくないな←
貴方「腕、落ちてないといいな」
何だかんだでボンゴレリングも受け取ったが、拒むことはしなかった。
あの場で拒否することもしなかった私は、建前では「頼まれたものはしょうがない」と考えている。
しかし、今の私は楽しそうに目を細めてほくそ笑んでいる。
柄にもなく、久しい「実戦の空気」というものに心躍らせているのかもしれない。
……あの人のせいで感化されたか。
ほぼ毎日、重度の戦闘狂と接しているんだ。うん、仕方ない←
人のせいにして、サカモトさんに餌をあげる。
ゲージを開けて餌を入れようとすると、サカモトさんは素早く私の肩へと登ってきた。
貴方「サカモトさん?私時間ないんだけど…」
サカモトさんとじゃれ合うのは好きだけど、今はダメだよ。
そう言ってゲージに戻そうとするものの、いつもは素直なサカモトさんが中々戻ろうとしない。
……まあ、いっか。ヒバードもいるし。
貴方「いっしょに行こっか」
私が誘うと、私の言葉を理解したかのように可愛らしく鳴く。
サカモトさんは私の左肩へと移り、私の制服のスカーフを引っ張って遊び始めた←
あ〜…まあ、破らなければいっか←
ふぁ…と口を手で覆って小さくあくびをしながら、今日も並中へ向かった。
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雪女(プロフ) - 久しぶり……(´；ω；｀) (2020年7月30日 19時) (
レス) id: 5f901ff6dd (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - 雪女さん» ありがとうございますうううう(´；ω；｀)こんな更新頻度の遅い作品をお待ちいただけているだけでなく、そんなにも好いていただけるなんて…！本当にありがとうございます！！今後もよろしくお願いしますよろしくお願いします_(._.)_ (2020年7月26日 23時) (レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - aoilovexanxusさん» ご指摘ありがとうございます！！変なミスをしてました…(^_^； (2020年7月26日 22時) (レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
aoilovexanxus(プロフ) - クレヨンさん» 192から205では (2020年3月29日 14時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
雪女(プロフ) - きゃあああ！更新だああああ！ありがとうございます！やっぱり好きですわ〜 (2020年3月27日 21時) (レス) id: 5f901ff6dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレヨン | 作成日時：2020年2月13日 10時
