四話目【お弁当】 ページ6
「お前それはどうしたんだ?」
一条が弁当を指しながら言ってきた。
「どうしたんだ?とは?」
これは私の作った弁当だぞ?誰かに作って貰った訳じゃないぞ?
「それ、どこで手にいれたのかと思ってな」
「これですか?私が作りましたけど…」
はっ!私は何も出来ない箱入り娘じゃないんだよ!驚いたか!
「ふーん」
作ってなんて絶対にしないぞ?お前が土下座しようが作ってやる気はない!
「…陽葵」
ん?兄さん?…………えー………まぁ兄さんにならお弁当作らないこともないけど………とりあえず一条への罵詈雑言はやめようね?
「なんですか?」
「そのお弁当僕にも作ってくれたりしない?」
「いいですよ」
一条にどや顔するな、睨まれてるぞ?あとやめて、とりあえず何が別の話題考えて?喜んでくれるのは嬉しいけどちょっと思考が変態臭いから。
と、時間がそろそろヤバいな…食べるペースをあげよ。
「陽葵ちゃんのご飯は美味しいんだよ?」
………葵……さっきから思ってたけどその話題いい加減終了して?ね?ん?葵は私が時間割教えたあと私の自慢をしてたの…うん、嬉しいけどさ…
「葵?そろそろ食べないと時間に間に合わないわよ?」
そして、昼飯がかなり残ってるんだよな…葵はんよ…
「え、あ!ありがとう!そんなわけだからちょっと食べるのに集中するね?」
「送れちゃダメだからね、集中してて!」
久我が元気に答える。………うん、なに?何て言うか、なに?………うん、この話題やめ!しゅーりょー!
そんなこんな考えながら食べていたら食べ終わってた。………文がおかしいな…
「さて、それでは用事もありますし食べ終えたので行きますね?」
用事なんてないよ?食堂とかつかれるんだもん。他の席からの罵詈雑言とか聞こえるんだもん。……もんがキモいとか思わないでね?
「そっか、それじゃあまたね」
葵たんそんな目で見ないで!罪悪感がわいてくるわ!
「えぇ、また」
そういやいまさらだけど兄さんの名前は
さて……昼休みおわるまで部屋にでもいるか、
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それを祝しまして、しばらくは周一更新を目指します!……無理でも文句は言わないでください…
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ららるりな - あははははさん» コメントにきずくのが遅れてしまい申し訳ありません!この作品を拝見していただきありがとうございます!(※idが違いますが同一人物です) (2021年2月23日 13時) (レス) id: 0fefafb472 (このIDを非表示/違反報告)
あはははは - 草 (2021年1月4日 17時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
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