検索窓
今日:14 hit、昨日:3 hit、合計:8,551 hit

四話目【お弁当】 ページ6

「お前それはどうしたんだ?」
 一条が弁当を指しながら言ってきた。

「どうしたんだ?とは?」

 これは私の作った弁当だぞ?誰かに作って貰った訳じゃないぞ?

「それ、どこで手にいれたのかと思ってな」

「これですか?私が作りましたけど…」

はっ!私は何も出来ない箱入り娘じゃないんだよ!驚いたか!

「ふーん」

 作ってなんて絶対にしないぞ?お前が土下座しようが作ってやる気はない!

「…陽葵」

 ん?兄さん?…………えー………まぁ兄さんにならお弁当作らないこともないけど………とりあえず一条への罵詈雑言はやめようね?

「なんですか?」

「そのお弁当僕にも作ってくれたりしない?」

「いいですよ」

 一条にどや顔するな、睨まれてるぞ?あとやめて、とりあえず何が別の話題考えて?喜んでくれるのは嬉しいけどちょっと思考が変態臭いから。


 と、時間がそろそろヤバいな…食べるペースをあげよ。
「陽葵ちゃんのご飯は美味しいんだよ?」

 ………葵……さっきから思ってたけどその話題いい加減終了して?ね?ん?葵は私が時間割教えたあと私の自慢をしてたの…うん、嬉しいけどさ…

「葵?そろそろ食べないと時間に間に合わないわよ?」

 そして、昼飯がかなり残ってるんだよな…葵はんよ…

「え、あ!ありがとう!そんなわけだからちょっと食べるのに集中するね?」

「送れちゃダメだからね、集中してて!」

 久我が元気に答える。………うん、なに?何て言うか、なに?………うん、この話題やめ!しゅーりょー!


 そんなこんな考えながら食べていたら食べ終わってた。………文がおかしいな…

「さて、それでは用事もありますし食べ終えたので行きますね?」

 用事なんてないよ?食堂とかつかれるんだもん。他の席からの罵詈雑言とか聞こえるんだもん。……もんがキモいとか思わないでね?

「そっか、それじゃあまたね」

 葵たんそんな目で見ないで!罪悪感がわいてくるわ!
「えぇ、また」

 そういやいまさらだけど兄さんの名前は望月 悠希(もちづき ゆうき)。何かかっこいいよね☆

 さて……昼休みおわるまで部屋にでもいるか、

____________________________________
ランキング入り、お気に入り登録ありがとうございます!ランキングは過去ですけどね…!

それを祝しまして、しばらくは周一更新を目指します!……無理でも文句は言わないでください…

五話目【ハイスペック人間達…】→←三話目【めんどくさい能力】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 能力 , 初投稿 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ららるりな - あははははさん» コメントにきずくのが遅れてしまい申し訳ありません!この作品を拝見していただきありがとうございます!(※idが違いますが同一人物です) (2021年2月23日 13時) (レス) id: 0fefafb472 (このIDを非表示/違反報告)
あはははは - 草 (2021年1月4日 17時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ららるりな | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年7月27日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。