二十九話目【部屋にて】 ページ36
「?ですからやれば良いと言っているのです。わからないのですか?」
「でーすーかーらー!提案したのなら却下するとおっしゃったのは神坂さんではないですか?」
皆がいる部屋の前に戻ると知っていたが喧嘩??の真っ最中だった。
先に戻ってきていた葵達やいずみん達は飛び火しないよう二人の喧嘩…というか言い合いを見ないふりをし各々話し合っている…のかな。
喧嘩?の理由は些細なことだ。
聞いていた限りではだが、雪野さんがやよやよとの話中に、風紀の設備を増やしたいと軽く言い、やよやよが増やせば良いと言ったところからだ。
増やすためのお金は風紀の経費的には無理であり、増やすためには全体のお金を管理している生徒会に話を通さねばならないことを雪野さんが指摘すると、『そうですわ。ですが増やしたいのでしょう?増やせば良いので?』とやよやよが意味不明な発言をし、こうなった。
喧嘩じゃないね。
やよやよの名誉のため弁解しておくがやよやよは『そうですわ。ですが増やしたいのでしょう?(理由をくだされば良いので理由を説明して)増やせば良いのでは?』
と言っているのだ。だがやよやよは大事な部分が抜けていることに気が付かず雪野さんのことを阿保を見るかのような目でみるので雪野さんが怒って、呆れて、いき、ヒートアップしていくのだ。
「当たり前ですわ。(理由無しに)そんなに経費をさけません。ですわよね?泉」
「へ?っはい!」
「あー!もう!委員……新堂、見ていないでこのお嬢様の説得手伝ってください」
「ぇ!?俺!?」
あらら、関わらないようにしていたのにいずみんと新堂まきこまれてるねぇ。
「入らないのですか?」
「そう言う兄様こそ」
私達?部屋に入ったら大変そうだから扉の前で先にはいるほうの
「やはりお断りなのでしょう?わかっていますので大丈夫です」
「……はぁ……ですから
「………ぁ……もう!なんなんですか!」
「あーっと、おふたり…神坂さんよ、あんた結局何が言いたいんだ?」
……うっわ、以外と新堂が役に立ってるわ。以後いやな。
そう思っていた私に声を潜めた兄さんの質問がはいる
「…なんで律貴は無言なんだ?」
「……雪野さんに口を挟むなと言われたみたいです」
今聞くことかな?
「理由を話せばいいと言っているのでしょうが」
三十話目【影の薄い子…?】→←二十八話【うやむやになった話?】
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ららるりな - あははははさん» コメントにきずくのが遅れてしまい申し訳ありません!この作品を拝見していただきありがとうございます!(※idが違いますが同一人物です) (2021年2月23日 13時) (レス) id: 0fefafb472 (このIDを非表示/違反報告)
あはははは - 草 (2021年1月4日 17時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ