二話目【食事?】 ページ4
過去なんて思いだしてないで弁当食べよ。
そう思い私はカバンの中からお弁当を取り出した。
「陽葵…お弁当もってきたの?」
そう聞いてきたのは兄さん。
金髪碧眼で完璧王子ってかんじで目元は私と同じでたれ目。私ほどのたれ目じゃない。金髪碧眼なのはおばあちゃんが外人だから。
文武両道、成績優秀、物腰柔らかで気遣いもできる。これだけ聞くと凄い人でしょ?
でもこの王子様はただの外面。…中身は面倒なグータラ星人。グータラでダメダメだけど何かプライドとか一人前以上あるから凄い努力するの。出来ない、人にこされるのが嫌!って言ってね…
で、葵に惚れてない数名の内の一人。まぁ他に好きな人がいるからね☆本人気がついてないけど
「はい」
あ、私もかなり猫を被っている。だってさ外見にあった性格で行けば懐とかにはいりやすいし?お嬢様!って感じにしてる。
「それなら、わざわざ食堂に来なくていいだろ」
あんだよくそ一条が
わたしゃお前のことなんて別に好きじゃねーぞ?
「大勢で食べたほうが美味しいのですよ?一条様」
ふんわり微笑み優しく言う。
「そうかよ」
一条がぶっきらぼうに答えた
一条様はぁ黒髪でぇ野性的なぁふんきいのイエメンなのぉ。性格もさぁ一條様だからぁ許されるっていぅか?そんなかんじよぉ
………………………キッツ。何処かのギャラリーのマネしたけどキッツ
「んなことよりお前なんで弁当「そうそう陽葵こないだの件なんだけどやっておいた?」んだ……」
一条の言葉を兄さんが凄い自然にスマートに遮った。兄さん…
「えぇやっておきました」
なんてね!こないだの件なんてねーよ。
ちなみにこの兄は私の能力のことを知ってる一人だ。
私の素は兄さんを除く家族も知らない。家族に良い子を頑張って演じてたらこうなった。
兄さんも私以外には外面。
てか兄さんの思考に引っ張られて私はこうなった。
…小さい頃の私よそれは私の考えじゃねー!
兄さんの考えだ。
まぁそんな感じでこの二人と話していると隣から声がかかった。
「陽葵ちゃん次の授業って何だっけ?」
声をかけてきたのは葵だ。
え…次の授業?…なんだっけ?
「…久我様何か知ってますか?」
「しらないよ!三組のことなんて」
「じゃあ」
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ららるりな - あははははさん» コメントにきずくのが遅れてしまい申し訳ありません!この作品を拝見していただきありがとうございます!(※idが違いますが同一人物です) (2021年2月23日 13時) (レス) id: 0fefafb472 (このIDを非表示/違反報告)
あはははは - 草 (2021年1月4日 17時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
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