十八話目【間違えた選択】 ページ21
くっそっがぁ!?まだ、まだ、久我は良いんだよ!問題はお前らだぁ!心野と新堂!新堂のムッツリ!あと、熱っ苦しいんだよ!心野の阿呆が!疲れんだよ!お前!まじで!
「びいべ?(どうぞ?)」
葵、葵、葵。まってなにその声。笑える。…はっ!私の腹筋を試しているのかっ!
「………私はどちらでも大丈夫ですよ」
どっか行けやボケぇと思いながらも、言葉で直接断るのは断るのでめんどくさそうな未来が見えるため仕方なく、仕方なーく、言葉を濁し返答する
「そうか!んじゃ、邪魔させてもらうぜ」
うおっふ。察しろや!お前ら星持ちなんだぞ!?そんなのとの同席とか、反感かうじゃん。
いや、まあ?手遅れの気がしなくもないし…口では大丈夫だといったんだけどさぁ…
新堂は勉強できる脳筋馬鹿だからそこまで気がまわらない。勉強は出来るのにね。
心野は頭読みたくなくて影響を考えない空気読め…まない阿呆。
久我は葵以外わりとどうでも良いとか言う地味にヤバい奴。
………あっ、これ仕方ないわ。こいつらに察しろってのがまず無理なんだった
まあ?同席することになってしまったので食器を少し自分のほうに寄せ、あいつらの食器をおける場所を確保する。
「ねぇ!葵、隣いいかな?」
早速毒舌糞野郎…じゃなくて忠犬久我が葵の隣を確保しにかかった。
「ん?ほへー(いよー)」
「ありがと」
なんか、音符とかつきそうな上機嫌な声で答えた久我。
「んじゃ前失礼するぜ」
新堂は葵の前を陣取った。
「前失礼す〜るね?」
最後に空いた?私の前に心野が座る。最悪
……紹介としては、
当初の予定ではこの人が会計でいずみんが補佐だったらしいんだけどこの人が補佐にまわりたいっつってこうなったらしい。
そこそこ大きい丸縁の黒メガネをかけてふんわりとした黒い髪。表情はほとんど笑顔で独特な雰囲気の持ち主。どことなくフワフワしている不思議な人、というのが回りからの認識だ
だが、私からの認識は空気を読もうとしない奴で姫男子。
大体フワフワしてる時は妄想している時。ちなみに薔薇…BとLのボーイズのラブもいけるらしい。
ちなみにこいつは葵に惚れてる。だから葵での妄想は無理…ではなく普通にする。と言ってもあんまりしてないけど。私がこいつを嫌がるのはただ一つ!
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ららるりな - あははははさん» コメントにきずくのが遅れてしまい申し訳ありません!この作品を拝見していただきありがとうございます!(※idが違いますが同一人物です) (2021年2月23日 13時) (レス) id: 0fefafb472 (このIDを非表示/違反報告)
あはははは - 草 (2021年1月4日 17時) (レス) id: 0050c00856 (このIDを非表示/違反報告)
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