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敬太のおかげで無事に間に合って一安心。
「そういや帰りどうするん？」
『んー、歩いて帰る。雨の日は普通に歩いてる距離やし。』
「帰りも乗せたろか？」
『重かったのに？』
学校までの道のり、何度か「重い」と呟いているのは聞こえていた。
「あ、聞こえてた？」
『歩いて帰るし、明日からはちゃんと徒歩で間に合う時間に家出ますー』
「冗談やん」
『でもほんまに大丈夫やで。あ、学食は前日までに予約お願いします。お弁当問題が。』
「んじゃ明日」
『ほーい、じゃあ明日ねー』
教室に入ると友達が駆け寄って来る。
「遂に！？」
『…何が？』
「登校姿見たけど」
『あー、私のチャリがチェーン切れたから今日だけな』
「でもリチャードくんってああいうの断りそうやん」
『明日お昼奢る契約』
「いやいや、それにしてもやって」
私の気持ちを友達はわかっているんだろう。
『んー、どうだかねぇ…』
幼馴染、だからこそわかりにくくなる部分なんだと思う。
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透(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます！これからもゆっくりまったりと、にはなりますが楽しんでいただけますように💫 (2023年2月13日 14時) (
レス) id: 8f642d296a (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 全部読ませていただいてます！話の作りが最高で更新楽しみにしています☺︎ (2023年2月12日 0時) (レス) id: 4b4581572e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2023年1月30日 15時
