隣の伊黒さん。【鬼滅の刃】

かっこいい18 ページ21

最近更新できてなくてすみません…。これから頑張ります！…多分！()
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私が特別なわけではない。私だけが、辛いわけではない。



世の中の女の子は、ほとんどの人が辛い思いをしている。



そして、みんなその度に答えを出して、今を生きている。



ならば、私も答えを出さなきゃいけない。私は、話しているうちにそう思うようになった。



でも、どうすればいいんだろう。私は、どんな答えを出すのが正解なんだろう。



わかんない。どうするのが正解なのかが。









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「Aの思う通りにしていいのよ？」





「…思う通りに？」



今まで黙っていた蜜璃の言葉に、私は目を見開く。







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「恋愛に正解なんてないのよ。Aがいいと思うことがAにとっての正解だもの。


いろんな女の子も、悩んで悩んで、辛かったと思うわ。でも、最終的には自分がどう思うかで決めたと思うの。


だから、Aはそんなに難しく考える必要はないわ！


Aが冨岡さんと一緒にいたいならそれでいいし、伊黒さんと一緒にいたいならそれでいい。


私は、何があってもAの味方よ！


怖がらなくていい。Aの恋が実っても実らなくても、私が全力で慰めてあげる！


あっでもでも、実ったらたーっくさん惚気話聞かせてね！」









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蜜璃の明るい声と言葉に、私の心が一気に軽くなった。



そっか、いいんだ。私の思う通りにしていいんだ。








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「…ありがとう蜜璃。


私ね、まだ自分の中で決着がついてないの。


だから、もっとじっくり考えてみてから決めることにするよ。」




「ええ、いいと思うわ！


ゆっくり考えることも大切なことだもの！」





蜜璃の言葉で、さっきまで止めなく溢れていた涙が止まる。



今度は別の意味で泣きそうだよ…。






「…ありがとう。やっぱり蜜璃は私の1番の友達だよ」




私がポソリとつぶやいたこの言葉は、蜜璃に届いているのかな…。









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この時の私はただ嬉しくて









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これからもっと辛いことがおきることになんて気づいていなかった。

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