かっこいい12 ページ14
伊黒side
西村さんとの約束の週末は明日。今からそわそわして、化学の勉強があまり頭に入らない。
…心を落ち着かせる方法でも宇髄に聞くか?
いや、でもきっと
「ふざけてんじゃねえ!んなもん自分で考えろや!」
とか言われるだろうな。やめておくか。
プルルルル
…電話か?珍しいな。俺の周りにはあまり電話を好む人はいないのに。
「もしもし?」
『…伊黒か』
「冨岡…?」
なぜ冨岡から電話が来た?今冨岡の声を聞きたくないのだが。幸せが薄れる。
「用があるなら早く言って終わらせろ。俺はお前と違って暇じゃないんだ。わかるか?わかるなら──────」
『…伊黒が一目惚れしたという女は
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A、なのか?』
「…Aとは、西村さんの名前か?」
あいにく俺は、西村さんの名前を知らない。初めて会った時に聞かなかったから、ここから聞くのも恥ずかしいからだ。
「西村さんの名前がAだとするならば、教えてくれたことに多少は感謝してやろう。
…まあ、なぜ知っているのかと思うと心の底からお前が憎くなるが。」
『…Aは、俺の幼馴染だ。』
西村さんと冨岡が幼馴染…?というか、話が噛み合ってなさすぎる。だから嫌いなんだ。
「幼馴染だからなんだ。お前には関係ないだろう。」
『…そうだな。悪かった。じゃあ。』
そういうと、冨岡はブツッと電話を切った。
…何がしたかったんだ冨岡は。
幼馴染だということを伝えたかった?何故?わざわざ俺に伝えた理由は?
色々考えていると、カチッと心にはまる答えが見つかった気がした。
「…はっ…。まさか冨岡がな…。そんなわけはないだろう…。」
そう言いながらも、俺の心の中ではほとんど確信を持っていた。
…だが、認めたくはない。それは、冨岡と西村さんが幼馴染だとしたら、圧倒的に差が大きく、敵うわけがないと分かっているからだ。
「チッ、冨岡のせいで気分が下がったぞ…。やはり俺は冨岡が嫌いだ。」
俺はそう呟きながら、夕食をつくろうとキッチンへと向かっていった。
──────
英語の点数が…思ったより良かった…!?数学も…!?
だけど、小説書いてるのに国語やばい←(国語が一番よくあってほしかった…。)
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渋谷の子供 - ☆Erika☆さん» コメントありがとうございます!返信遅くなってすみません…。 ぬぉぉぉお!頑張ります!()楽しみにしてくださりありがとうございます!! (2020年8月14日 11時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
☆Erika☆(プロフ) - ぬぉぉぉお!!!頑張ってください!更新楽しみにしています! (2020年8月9日 12時) (レス) id: d587067f73 (このIDを非表示/違反報告)
渋谷の子供 - セラヲタなごちんさん» そうです、辛いことです! ちなみに、私は辛いことを経験したことないです()モテないので()友達と非リア同盟組んでますwセラヲタなごちんさんも辛いことがあっても頑張ってください! (2020年7月31日 16時) (レス) id: 729d0dd35e (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん(プロフ) - え?!辛いこと?!嫌ダァッ!。゚(゚´ω`゚)゚。ブワッ (2020年7月30日 21時) (レス) id: bd53d4e57a (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん - 渋谷の子供さん» おぉ〜っ!流石、渋谷の子供さん!ありがとうございます!私もやってみようと思います!ありがとうございました!更新頑張ってください! (2020年7月5日 12時) (レス) id: bd53d4e57a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:渋谷の子供 | 作成日時:2020年6月12日 17時