変わった日常 ページ9
ジミンと付き合い初めて色んなことが変わった。
まずジョングクと会うことがなくなった気がする。
避けられてるようなそんな感じだ。
私を見かけると一瞬こっちを見て私とは逆の方向に行ったり教室に入ったりする。
あとジンオッパと会うと絶対‘あ、ジミンだ。 ’って指をさされ小さな声で言われる。
小中学生かあの人は。
そしてテヒョンは また授業に来なくなった。
でも今度は学校にも来てないみたい。
でもソジュン先生とは何か話したみたいでここ最近先生は私によく深刻そうに「テヒョンとは連絡がついたか?」と聞いてくる。
でも勿論音信不通だ。
だから私はまた放課後に数学の準備室の前で待機した。
すると廊下を曲がって準備室の鍵をクルクルと振り回しながら先生が来た。
ソジュン「っ、お前…今度は誰の誕生日だよ。」
先生はそう言いながら鍵をドアに差し込み中に入ろうとする。
A「あの、テヒョンh…テヒョン君は?」
ソジュン「テヒョンはって聞かれても、知ってたらとっくに学校連れてくるだろ。」
先生は中に入る前に止まり、私に視線を向けた。
その目はすごく怖くて悲しい目をしてた。
やっぱり、先生は何か事情を知ってるんだ。
A「あの…先生は何か知ってますよね?」
ソジュン「だから知らねぇって。」
A「でも、」
ソジュン「知らないって言ってんだろ!」
_ビクッ。
先生の声が廊下に響いた。
ソジュン「っ…悪ぃ…ただその…。」
ジミン「A?」
ジミンが怪訝な表情を浮かべて来た。
A「ジミン?」
ジミン「帰ろうと思って探してたんだけど、何してたの?今の声は?なんでそんなに悲しそうなの?」
ジミンが心配した様子で私の頭を撫でながら目を合わせてきた。
ソジュン「お前ら…付き合ってんのか?」
A「えっと…」
ジミン「はい。」
ジミンが即答した。
ジミンが私をそっと自分の後ろに隠すように動かし、先生を睨みつけた。
ソジュン「…なるほどな。」
先生は少し苦笑いを浮かべたあと俯いた。
何がなるほどなんだろう…テヒョンと関係してるのかな?
ジミン「何の話ですか?あと、さっきの怒鳴り声はなんですか?」
ソジュン「別に…」
A「先生。テヒョン君は何してるんですか。本当は知ってますよね?」
私はジミンの前に出た。
ジミン「テヒョン…?」
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作者名:たんぐん | 作成日時:2019年10月14日 11時