親友 ページ5
私とジミンは皆には内緒で付き合うことしにした。
ジミンのことを好きな女の子は多い。
私に嫌なことが起こると辛いからってジミンは言っていたけど…。
でも私はソユンにだけ話すことにした。
ジミンも承諾してくれた。
そして私が電話をかけると…
ソユン「嘘でしょ!?」
ソユンの大きな声がスマホ越しから響く。
A「うん…。」
少し恥ずかしくてクッションに顔を埋めた。
ソユン「えぇ…意外だわ。」
A「そう…?」
ソユンはうんうん!と少し大袈裟に言う。
ソユン「だって、てっきりテヒョンと付き合うのかと思ってたもん。」
テヒョン…?
_チクッ。
何故か胸が苦しくなった。
そう言えばジミンの告白をOKした時もテヒョンの声が頭の中で聞こえた気がした。
テヒョンのことを気にかけすぎなのかな…。
でもかけちゃうよね。
本当にテヒョンは何も覚えてないのか…。
ソユン「A!A!」
A「えっ?」
ソユンの呼びかけにハッとした。
ソユン「ちょっと聞いてたの?」
A「ごめん。考え事してた。」
するとあからさまな溜め息が聞こえた。
な、なに…?
ソユン「あのさ、Aはジミンのこと好きなの?」
好きなのって…。
A「…嫌いじゃない。」
ソユン「そりゃ私だってそうだよ。付き合うってことは特別な感情があるってことじゃないの?ジミンは確かに良い奴だけど、好きでもないのに付き合ってAが傷つくのは嫌だよ。」
ソユン…。
どうなんだろう。
でも確かにあの時…告白された時…
ときめいた気がした。
A「…実はね、分からないんだ。」
ソユン「え?」
A「ジミンのこと恋人として好きなのか。」
ソユン「A…。」
ソユンの少し悲しそうで心配する声にもっと胸が苦しくなった。
A「ごめんね。いい報告のはずが、なんか心配させちゃって。」
ソユン「ううん。私こそ…余計な世話焼いたかも。ただ、ジミンは当たりだと思うよ。」
当たり?
ソユン「女たらしって噂はよく聞くけど、それはただモテてるだけで、私が見る限り優しくて誠実だと思う。」
ソユンはの声はすごく優しくなった。
本当に信頼出来る友達を持ったな。
A「ソユン…ありがとう。」
ソユン「うん。お幸せにね!」
A「うん、おやすみ。」
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作者名:たんぐん | 作成日時:2019年10月14日 11時