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誕生日プレゼント_ジン視点 ページ37

テヒョンもAもお互い思い出してるのにそれを隠してたんだ。

だから結局本当の意味での再会になってなかった。

テヒョンは大好きなAにずっと忘れられて…深く傷ついてたんだ。

僕がもっと…先生みたいに頭が良ければ…。

ソジュン「なんか思い詰めてるみたいだけど、なんもお前が責任を感じる要素は1ミリも感じないな。」

そう言うとポケットから何かを取りだした。

ジン「これは?」

飛行機のチケットだった。

日にちは12/30。

…テヒョンの誕生日だ。

行先は済州島。

ソジュン「誕生日プレゼントで持って行ってやれば?」

ジン「これは…別の人にあげてもいいですか?」

これは俺が使っていいチケットじゃない。

ソジュン「…Aか。」

本当に人の心が読めるのかな。

ジン「はい。」

ソジュン「…お土産よろしくって言っとけ。」

先生はそれだけ言い残して部屋の中に入り、荷物を持つと家も出ていった。

日が近づいた時に、Aに…渡そう。

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作者名:たんぐん | 作成日時:2019年10月14日 11時

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