恐怖 ページ31
男1「ねぇねぇ、俺らとも話そうよ。」
変な男の人に絡まれていたら、また増えた。
3人組に囲まれる。
ミ、ミンチにされる…。
駄目だ平常心平常心。
男2「酒飲む?てかいくつ?」
男3「17だってさ。イケない子だよね〜」
うぅ…盛れば良かった。
男1「えーじゃぁ悪い子にはちゃんとオッパ達が色んなこと教えないと笑」
男2「何教えるつもりだよw」
なんの話し…、?
待ってジョングクのことを聞き出すチャンスじゃ!?
A「すいません、チョン・ジョングクって分かります?」
その名前を出すと男達が顔を見合わせる。
男2「あのクソガキか。」
男3「あいつうぜぇよな。ガキのくせにちょっと顔と体格いいからって女囲ってさ。」
男1「ま、喧嘩強いせいで誰もあいつに逆らえねぇんだけど。テコンドー何年やってたんでちゅかね。」
なんて次々に悪口を言い出した。
というかジョングクはこのクラブの帝王的な存在らしい。
この数ヶ月でなんて成り上がり。
男2「で、あいつかどうしたの?」
A「い、いやかっこいいなぁって思って…。」
男1「はっ…お前もジョングク狙い?いい加減腹立つよなぁ。 なぁ、あいつよりも俺らの方が金あるし…1晩くらい遊ぼうぜ?」
そう言いながら私の手首を掴んでくる。
それもかなり強い力で。
男3「そうそう。ここカラオケルームもあるんだしさ。」
男2「いいねいいね。」
危険な気配…これか。
私はスマホを取りだした。
電話しようとにかく電話。
男1「おっと…都合悪いことはすんなよ?笑ほら行こうねぇ。」
無理やり3人係で連れてかれそうになる。
A「いや、やめてっ…。」
ジョングク「おい!!」
私から男を引き剥がし、蹴り飛ばしたのはジョングクだった。
周りの女の人達が悲鳴のような歓声のような声を上げた。
男2「テメェ…」
ジョングク「あ?やるつもり?」
ジョングクが睨みつけると男達は少し怯んだ様子だった。
確かに蹴られた人はノックアウト状態だった。
A「ジョングク…。」
するとジョングクはチラッと私の方を見ると少し頷いた。
黙ってろ。
つまり話を合わせろってことだって直ぐにわかった。
ジョングク「お前ら人の女に手出しして許されると思ってるの?」
男2「ひ、人の女?」
ジョングク「こいつ俺の彼女だから。ま、もうこんなとここいつも俺も来ないけどね。じゃぁねおっさん。」
ジョングクは私をひょいっと抱えるとクラブを飛び出した。
150人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たんぐん | 作成日時:2019年10月14日 11時