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告白 ページ4

何が起こったのかわからない。

前々からいい匂いだなと思っていたジミンの香りに、包まれたようなそんな感じがしたと思った。

ジミンに…抱きしめられてる?

心臓がものすごく早い。

なのに、少し冷えていた体には丁度よく心地よくて気持ちがいい。

私が名前を呼ぶと黙っていたジミンがもっと強く私を抱きしめた。

どういう状況…!?

ジミン「A…ありがとう。僕も、君に言いたいことがあるんだけど…いい?」

A「うん…。」

そっと私から離れるジミン。

何故か少し寂しい気がする。

ジミンは私の目を真っ直ぐ見つめ優しく微笑んだ。

ジミン「A、好きだよ。」

!!

変な感情だ。

訳の分からない感情が私の中を駆け巡る。

苦しいのか、それとも幸せなのか。

A「あ、えっと…その…。」

ジミン「もしAがいいなら、僕と付き合って欲しい。」

どうすればいいんだろう…。

でも真剣なジミンの目を見つめていたら、口が勝手に緩んだ。

A「…うん、よろしくお願いします。」

ジミン「え?本当に!?」

珍しいジミンの大きな声に目が覚めたようにハッとした。

え?いま私…え!?

A「いや、その、うん、まぁ…うん…。」

やばい恥ずかしすぎるよ。

でも今更断ろうなんて流石に思わない…。

ジミン「…A本当にありがとう。」

そう言ってジミンはもう一度私を抱きしめた。

A「うん…。」

私も今度は抱きしめ返した。

_A!

それでも頭の中に何故かテヒョンの声が響いた。

親友→←直接伝える_ジミン視点



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作者名:たんぐん | 作成日時:2019年10月14日 11時

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