応用 ページ44
『…編集長』
「今回は俺はなんも知らねぇぞ」
『前の罪は認めるようで』
「…」
可愛くねぇ女、と呟いて彼は作り終わった”盾”の中に入ろうとする
その盾の中に入ってしまえば姿は見えなくなる
中に入れる人間は以前彼が”契約”した人間だけなのだ
契約が済んでいる彼女もそれに続こうとするが
「A!!」
幼馴染はそれを許さない
『…私は無個性でいたいの』
彼女はそう言って編集長の手を引いて
彼の頬にキスをした
「!?」
「ﾊﾞｯ!てめぇ!!」
Aと編集長の姿はそのまま薄くなり、消えた
「…てめぇ、どうしてくれんだ」
二人は会社の屋上にいた
『顔赤いですよ』
「ヒーローを敵に回したくねぇよ…」
彼は消える寸前に見えたヒーローの鬼のような形相を思い出して自分がした(された)ことの
事の大きさを実感する
『これしか手がなかったんで…』
すみません、と顔を若干赤らめて言う彼女をこれ以上責めることも出来ず、彼はため息をこぼした
「俺の個性の応用なんて知ってたんだな」
『…勘ですね』
「あ？」
『こればかりは勘でした』
「…馬鹿が」
『ひどい！』
「お前の個性にリミットなんて効くかよ」
『…』
「消えてねぇんだろ、個性」
『……個性にノーリスクはありえません』
「お前のリスクは…」
『母がまだ止めてくれてます』
「長くは持たねぇんだろ」
『…』
目を逸らした部下に舌打ちがこぼれる
「生きろ」
『そなたはうつ((「言わせねーよ？」ﾁｯ』
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ismrakr(プロフ) - 爆豪が爆心地になってるのは私の気の所為なのかな……？？ (2019年5月13日 9時) (
レス) id: aee8efac93 (このIDを非表示/違反報告)
セプテンバー - このストーリー大好きです！楽しく読ませてもらってます^ - ^これからも頑張ってください (2018年1月22日 21時) (レス) id: a61dc9da8f (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 編集長イケメンすぎやろ(笑) (2017年12月6日 9時) (レス) id: 091b370c96 (このIDを非表示/違反報告)
岡本 珠理奈(プロフ) - 編集長が面白いですね！続き楽しみにしてます！ (2017年12月3日 18時) (レス) id: 05e4939074 (このIDを非表示/違反報告)
うぇい - メッチャ面白いです！続き気になります！頑張ってください！ (2017年12月1日 21時) (レス) id: 9fa60554c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞華 | 作成日時：2017年11月25日 17時
