Dear woody rose. [cn×hk]

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hk side


『でさ…俺変な事言ってなかった？』


有「ん？変な事？別に言ってないよ？ただ知念好き大好きって…」
『わーーーーーー！…もうやだ死にたい。』
有「こら！そんな事、軽率に言ってはいけません！」


ここでもそんな事を言う大ちゃん。控えめに言って海に沈めたい。

…いや、それよりも待ってくれ、本当に。
酔っていたとはいえ、自分がバカすぎて嫌になる。

…大ちゃんは気づいてるんだよね？

目の前にいる寝癖のひどい男にバレたんだよね？


『お願い、大ちゃん聞かなかった事にして？』
有「え、何を？」
『…だから〜、俺が知念を好きだって事…』


聞き取れるか聞き取れないかくらいの小さな声で頼むと、大ちゃんは難しそうな顔。


有「ヒカは俺に知られて恥ずかしいと思うような恋をしてたの？」


大ちゃんからそんな事を言われると思わなかった。


『え…？』
有「ヒカがよく薮ちゃんと知念が仲良く帰るのを見てたよね。俺はその姿がすごく寂しそうに見えたよ。」


俺のことをよく知ってる大ちゃんだけど、そこまで気にされてたのはびっくりだった。

大ちゃんにはもうごまかせないなぁ。

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