Dear woody rose. [cn×hk]

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yb side


久しぶりに知念とご飯。

最近光ばっか誘っていたみたいで、全然俺と行ってくれなくてさあ。

今回も美味しい豚肉があるお店。

もちろん俺と知念がハマってるサッカーの試合をするはずだった、が…


「それでね、ヒカがね…」

「ヒカってばさあ…」

「この前、ヒカと行った店が…」


ヒカ、ヒカ、ヒカ。

こいつの口からは光の事しか出ねえのかよ！

ヤブの事もなんか言えよ！

でも、光の事を話す知念の顔は楽しそうで幸せそうで…


まるで光の事が好きみたいな…

好きみたい…好き？


いやいや…でもまさかなあ。


「またヒカと早くご飯行きたいな〜。」
薮「お前…光の事どう思ってんの？」


そう言うと、突然知念の顔が固まって。


「いや、あの…別に宏太が心配する事は何もないよ？」


こんなに慌ててる知念初めて見た。


薮「俺が聞いてるのは、光といるとどういう気持ちになるかって事なんだけど？」
「え？…どういう気持ち？…なんだろう。」


すると知念は口を可愛く尖らせて、わかりやすく斜め上をみて考え始めた。


「ヒカといると…楽しくてずっと話してたいなあって。僕といる時のヒカ、なんかすごい…可愛くみえて…」


その表情はさっきと同じ。


薮「お前…」


思わず口角が上がってしまう俺。

まさか、ね。

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