紅一点…甘んじてやります！(TREASURE) ４ (ページ49)

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想いはどこへ向かうのかページ49

A『あれ？誰もいない』

アサヒかジェヒョクいると思ったけど。

hr『横になったら？』

A『うん、色々ありがとうねハルト』

hr『Aがしんどくないのが一番やから♪』

そう言って大事だとでも言うように私の頭を撫でるから…

やめてよ//

A『まじヤサオ〜w』

なんて紅くなりそうな顔を冗談で誤魔化したのに…
それでもハルトはニコニコ笑ってるだけで…

どうにも調子が狂う。

A『ダサいから嫌なんだっけ〜？ヤサオっていい意味なのにな〜w』

hr『うん、ダサいなw

でも、Aが呼びたいなら何でもええよ♪』

またそんなこと言う。

A『そんなこと言う子じゃないでしょうが！』

hr『好きな子には優しくしたいでしょうがw』

A『言い方真似しないでー！』

hr『ハイハイ分かりましたよ〜。

ほら横になり。無理したらあかんからな』

A『……』

hr『ん？なに？』

A『ハルト…急に変わりすぎだよ。

急に大人になりすぎ！対応に困るよ…』

言いながら横になるためベッドに腰掛ける。

hr『大いに困ったらええわw』

何よそれ！生意気ー！

hr『困るのは意識してくれとるってことやない？』

なっ//何言ってんの//

べ、別に意識なんてしてない！

A『横になるから//もう行って！』

hr『照れんなやw』

A『違う//自惚れないで！』

hr『冗談や…自惚れられるわけないやん。

でも俺は好きやからね。

答え急いでないけどAがいっぱい意識して、ほんで俺を好きになったら早めに教えてや？』

そう言いながらハルトが横になった私のお腹をそっと撫でる。

前にも好きって聞いたから分かってるけど…
そういうの慣れないんだよー//

慣れなさすぎてメンバーなのに顔見るの恥ずかしいとか…そんなのおかしいじゃん！

ハルトが優しくすると…

私だからなのかな？とか思っちゃうのも！
それで少しだけ顔に熱を帯びる自分も！

そんなの全部おかしいじゃぁぁん！

hr『ずっと辛いん？』

A『ううん今日だけだよ。明日には良くなってるから。』

hr『なら良かった。今日はゆっくり休みぃ』

ハルトはそう言って私の頭をサワサワと撫でてから部屋を出て言った。

A『なんだ…？

この心臓…//』