54話 ページ25
貴女side
｢＿＿＿!!｣
｢＿＿＿＿＿＿。｣
此処は何処だろ……
誰かの呼ぶ声がする。
起きなくちゃ…
そして、重い瞼をゆっくりと開けた。
やっと見えたものは、涙目で私を見るお母さん。手を握っている命火。そして、目を覚ました私を見て微笑んでくれているお父さん。
命凪｢あぁ、良かったぁ……｣
お母さんはボロボロと涙を零す。
貴｢泣かないでよ。大丈夫だからさ。｣
命火｢大丈夫って……重症なんだぞ。それにお前、俺に感謝しろよ。急に病院から助手として来てくれって、電話が来て、容態を見たの俺なんだからな。ったく、無理すんなよ、バカ。｣
貴｢バカって言われても……｣
尚虎｢まぁ、無事に目を覚まして良かったよ。｣
その後、命火に“個性”で診てもらい、明後日まで絶対安静となった。
貴｢あれ？ていうか、命火って怪我の事まで診れたっけ？｣
命火｢…少しずつ練習してたんだよ。医学の本読み漁ってな。｣
貴｢そっか……ありがとう。｣
命火｢ん。｣
そして、治療も終わり命火達は帰って行った。
ｼｬｯ
相澤｢帰ったか。｣
貴｢きゃあ!!しょ、消太さん！吃驚させないでくださいよ。｣
突然隣のベッドのカーテン(?)が開いて、吃驚してしまった。
そこには
貴｢大丈夫ですか？｣
相澤｢あぁ。｣
消太さんはミイラマンになっていた。
顔、両腕とも包帯ぐるぐる巻きで私よりも重症そうだ。
相澤｢A……すまなかった。｣
貴｢……は？なんで謝るんですか？｣
相澤｢お前にそんな重症を負わせてしまった。俺の責任だ。｣
貴｢ﾊｧ……｣
ｶﾞｯ
相澤｢ｯ!?｣
思いっきり消太さんの足を蹴った。
足は怪我してないから、大丈夫。←
貴｢謝らないでくださいよ。“守る”のがヒーローの仕事です。私はヒーローとして消太さんを…皆を少しでも守れたなら、それで良いです。｣
相澤｢……そうか。｣
貴｢はい。……あと、本当に大丈夫ですか？｣
相澤｢あぁ、コツコツとばぁさんの治癒で治療していく。｣
その後は、消太さんと雑談をして過ごした。
翌日、臨時休校だった為、焦凍が来てくれた。
焦凍が消太さんを見た時の反応が面白かった。
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月下誠(プロフ) - 李莉華さん» え、なんですかそれ。めちゃくちゃ良いじゃないですか！！！出すの遅くなってしまうかもしれませんが、使わせていただきます！！ (2019年10月25日 6時) (
レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
李莉華 - あ、星押させていただきました！(もちろん一番右の) (2019年10月25日 2時) (レス) id: 2450a0879a (このIDを非表示/違反報告)
李莉華 - えっと、夢主ちゃんの個性なのですが小狐化、狐化等ができるのなら夢主ちゃんから小狐を1〜３体程度出すことができ、その小狐は意思を持ち夢主ちゃんを守り、自分の意思で行動できる。というのはどうでしょう?私なりに考えてみたのですが．．． (2019年10月25日 2時) (レス) id: 2450a0879a (このIDを非表示/違反報告)
茶屋の餅(プロフ) - 頑張ってください！！ (2019年10月8日 19時) (レス) id: 54cb780a80 (このIDを非表示/違反報告)
月下誠(プロフ) - 茶屋の餅さん» ご期待に応えられる様、頑張ります！！ (2019年10月7日 20時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下誠 | 作成日時：2019年10月2日 20時
