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友達として ページ32





電車に乗り、マンションまで1人で歩く

この時間だからランチを食べに行くOLさん達が沢山。

私もお腹空いてきたなあ....


暫く歩くと、見慣れた後ろ姿の女性

栗色パーマに白のフワフワセーターを着た、コハルちゃん。

なんとなく、知らないふりをして歩く

コハル「Aさん、ですよね?」

下ばっかり見て歩いていて、上から声が聞こえた

ああ、見つかってしまった、

A「あ、コハルちゃん。こんにちは」

じゃあ、さようなら。その言葉を待っていたのにコハルちゃんの口から出た言葉は

コハル「もしよければ一緒にランチ、行きませんか?」

本当は断って今すぐ帰って溜まっているドラマを見たり寝たりしたかったけど...この不思議な目に見つめられると断れなくて。

A「是非是非!」




着いたのは何度かハナちゃんと来たことがあるパンがとても美味しいカフェ

窓側の席に案内され2人で座る

私はサンドウィッチで、コハルちゃんはロイヤルミルクティ

お腹空かないの?そう聞くとダイエット中なんですって...

凄いなあそう思った




暫く沈黙が続き、最初に口を開けたのはコハルちゃんだった。

コハル「Aさんはいつも隼さんと一緒にいますが、2人はお付き合いしてるんですか?」

ミルクティにカロリーが低いシロップを入れながらそう聞いてきたコハルちゃん。

A「ううん、付き合ってないよ」

そういうと、少し微笑むコハルちゃん



....少し怖い

コハル「Aさんは隼さんのことどう思っているんですか?」


A「隼くんの事、好きだよ」


コハル「それは『友達として』ですよね?」

今まで笑っていたコハルちゃん、だけど今は目がすごく怖くて、思わず目をそらす


...勿論、隼くんの事は『友達として』好きなんじゃない。

だけど、今コハルちゃんの前で違うよ。そう言ったらダメな気がして

A「...そうかも。」

その言葉しか出なかった


そういうと、コハルちゃんは私の耳に口を近づけて

コハル「実は私、隼さんのことが大好きなんです。Aさんに応援してもらいたくて」

演技なのか、恥ずかしがりながら私の耳の近くで確かにそう言ったコハルちゃん


『応援』そんなことできないけど、コハルちゃんの前では嘘の言葉しか出てこない

A「....勿論、隼くんとコハルちゃんの恋応援するよ

私って...バカ....

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設定タグ:GENERATIONS , 小森隼   
作品ジャンル:恋愛
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ぷこ(プロフ) - はやはやさん» そう言っていただけて嬉しいです(´>_<`)!! (2017年11月28日 20時) (レス) id: ffec7395fa (このIDを非表示/違反報告)
ぷこ(プロフ) - 葡萄さん» 葡萄さんありがとうございます( ; _ ; ) (2017年11月28日 20時) (レス) id: ffec7395fa (このIDを非表示/違反報告)
はやはや - ぷこさんの書く隼くんヤバいです(*´-`)癒しをありがとうございます。 (2017年11月25日 10時) (レス) id: 44e7a08e4b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄(プロフ) - 隼君!!最高です!!更新待ってます! (2017年11月24日 19時) (レス) id: b8c3fa6a54 (このIDを非表示/違反報告)
ぷこ(プロフ) - はやはやさん» はやはやさんありがとうございます(T_T) (2017年11月21日 23時) (レス) id: ffec7395fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷこ | 作成日時:2017年9月23日 12時

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