ラブコール ［小森隼］

毎日恒例 ページ1

・









A「もしもし、隼くん！」

隼 「......んー」




毎日恒例の隼くんへのモーニングコール。







朝起きれない隼くんのためにって、誰よりも隼くんと仲良しの自信があるAちゃんにお願いしたいなってマネージャーさんに言われて






まあマンションの部屋お隣だからなんだけど。



隼くん、いつもいつも電話だけじゃ起きないから私がわざわざ隼くんのおうちまで歩いて起こしに行くの



A「隼くん、もう起きる気配安定に0だから今から行くからね大好き」






ツーツーツー


通話が終わった後のこの音とっても寂しく感じるなあ


なんて


まあ、今から会えるからいいけど！









隼くんと無理矢理お揃いにしたネックレスをして今日の私のラッキーカラーの薄ピンクのヒールを履いて、よし！今日も隼くん大好き！って気合いを入れて隼くんのお家に行くの、とってもワクワク








この前、いつも起こしに来てくれるからって合鍵を貰って、もうこれって彼女みたいだよね彼女だよね私.....嬉しいなあいつも合鍵見るたび好きが溢れる




ドアを開けてすぐ隣の隼くんのドアを合鍵を使って入る



ガチャ





ドアを開けるとすごく隼くんのいい匂い



とっても安心してちょっと胸がドキドキする匂い



隼くんに教えてもらった柔軟剤、隼くんがつけてた香水をつけてもこの匂いにはならないんだよな〜そこもまた可愛いな〜





ドアをきちっとしめて玄関でバラバラになってる靴を綺麗に整頓して中へ入る




隼くんが寝ている寝室は左側の奥ずっと進んだところ



寝室のドアをゆっくり開けると






ほら、隼くん寝てるもん







とっても可愛い顔してて、プニプニほっぺを触ると一瞬嫌な顔をするんだけどそれもまた可愛くて。







A「隼くんおはよう。起きて起きて」









これが私の毎日恒例行事

おはよう→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す