31* ページ31
・
私に今出すことの出来る最大限の声を振り絞って伝えた
顔が熱くて、赤くなってるんだろうなってすぐ分かる。
下に向けてた視線を中務さんに向けると、
同じようにななめ下を向いていた
やっぱり無理だよね、龍友さん無理ですよ、
____「ええよ。教えて」
そう言って私の手首を掴んで自分の座ってる方に引き寄せた
顔が何となく赤い気がしたのは、、
気のせいですか？
掴まれた右手に意識が集中してしまう
嬉しくて嬉しくてたまらない、
龍友さんと涼太さんをチラッと見るとガッツポーズをしている
「携帯かして。」
『あ、！はい！』
慣れた手つきで私のLINEを入れてくれて、
「...ん。入った」
帰ってきた携帯の画面を見ると、
大好きな人の名前。
'裕太'
と入っている
『ありがとうございます!!』
「別に連絡先くらいどうってこと無いし。」
「ってゆうか、」
「.....龍友くんと涼太くんとも交換したん、」
「...なんで俺に先に言わないん、」
ぼそっとつぶやいて私を見つめている
え、
それは...
嫉妬...ですか、？
龍友「僕と涼太がAちゃんに頂戴って言ったからな。」
「そっちはAちゃんが裕太くんの連絡先ほしいって言ってくれてて羨ましいわ〜。笑」
龍友さん、。なに変な事言ってくれてるんですか、
いらないですよね最後の言葉、
そしてそんなニヤニヤして見ないでください。
「...うっさいわ...。」
『あの、中務さんなんかごめんなさい。嫌だったら消しても大丈夫なんで...。』
「嫌なんて一言も言っとらん。」
『は、はい...』
「...まぁええねん、。なんかあったら連絡してな。電話でメールでも。
お前色々と危なっかしいねん。」
『分かりました、何かあったら...ですよね、』
「...いや、。」
『？』
・
「なにか無くても別に暇やし。なにか送ってきて、」
・
またそうやって私が期待するような言葉を、
中務さんって人は、
ほんとにずるい人だ、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 533人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
那鶴(プロフ) - 素敵な物語でした！！アフターストーリー読みたいです！！ (2019年10月15日 22時) (
レス) id: b66544da2b (このIDを非表示/違反報告)
mn3y0402(プロフ) - アフターストーリー待ってます！！！ (2019年10月15日 18時) (レス) id: 9c6f73aa09 (このIDを非表示/違反報告)
千夏(プロフ) - とても面白かったです！！アフターストーリー書いてほしいです(泣) (2019年10月15日 18時) (レス) id: 5e74027b75 (このIDを非表示/違反報告)
中務紅葉(プロフ) - 初めまして！全て読ませていただきました！とっても面白かったです！ぜひアフターストーリー書いてください！お願いします！ (2019年10月15日 17時) (レス) id: 1dbbcfcfbe (このIDを非表示/違反報告)
ﾘ ｱ(プロフ) - アフターストーリーみたいです！！とてもとても見たいです！！ (2019年10月15日 17時) (レス) id: ea67da4d60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここと | 作成日時：2019年9月15日 19時
