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『皆さんを理解しようとしたらもっとよく分からなくなりました。でもいつも皆さんほんの少し私への嫌悪感とはまた別の嫌な顔をしてた、泣きそうな目をしてた』
ロボロ「泣きそうな目は確実にチーノやろ」
鬱「あとトントン辺りやろw」
ぺ神「2人ともうるさい、茶々飛ばさないの」
『今まで言葉にならなかったのに。あの時あの人の前では更々言葉が出てきました準備してたみたいに』
ぺ神「そっか」
泣きそうな顔で微笑むしんぺい神
ロボロ「その言葉には納得出来たんか?」
『はい、私の中でしっくり来ました』
ロボロが「そっか」と言うと鬱がAの鼻先に未開封の棒つきキャンディーを突き付けた
鬱「はい、良くできました」
『え?』
鬱「そんなんで良いんよ100点。Aはコネシマに消えてほしくなかった。ようは【心配】した」
ぺ神「それ、ちゃんと舐めきってよ」
しんぺい神は鬱が指に挟んでいる飴を指差した
鬱「はーい」
Aは納得出来ていないのか唇を尖らせていた
鬱「コネシマの声が消えて【心配】した、コネシマを助けられて【安心】した
俺等を馬鹿にされて【怒った】俺たちの方が傷付いてるのにって【理解】してるから傷を比べて【泣いた】十分感情も俺達も理解してるやん」
鬱はしんぺい神に少し謝りAの頬を撫でた
鬱「だから、ありがとうA心配してくれて俺達の命だけじゃなくて俺達の心まで守ってくれて」
理解はしたのだろう。でもまだ唇を尖らせている為Aはまだ納得していない様子に3人は微笑み合った
カシャッという音と共にニヤニヤしたロボロが嬉しそうに言った
ロボロ「A、この写真皆に送っとくな」
『なぜ』
ぺ神「いやぁ親子だねぇ結構結構。おじさんお腹いっぱいw」
鬱「気付いとらんやろうけど、納得出来てないとすーぐ唇を尖らせる所コネシマそっくりやで?w」
顔には多少の傷があったが右目を失った事以外は無傷に近かった
鬱「飴・・・はムリやろうからコレやるわ。あとでしんぺいさんから貰い?」
Aに見せたのは少し高級感のあるチョコレートだった
ロボロ「それどないしたん?」
鬱「答え合わせに正解したらご褒美が無いとやろ?此処来る前にバタバタ買って来たんよ」
ぺ神「え?僕外出許可してないけど?安静にって言ったよね!?」
鬱「そんじゃお大事になAちゃーん」
鬱はチョコレートをしんぺい神にグッと押し付けそそくさと退散していった
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たぴくん - めっちゃ続き気になります!更新頑張ってください! (2022年9月17日 21時) (レス) @page34 id: f184817549 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - えっあ重っえあ、こういう作品好きです、応援しとります、更新頑張ってください (2022年9月17日 20時) (レス) @page34 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - 更新ありがとうございます!とても続きが気になります!更新頑張ってください! (2022年8月7日 23時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - このような話めっちゃ好きです!他の作品も全て読まさせてもらいました!無理はしない範囲でいいので頑張ってください!応援しています! (2022年8月2日 9時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春よこーいw | 作成日時:2022年7月6日 3時