嘘発覚 ページ34
少し時間を戻し兄さんは敵兵を倒した後すぐにグルッペン達にインカムを入れた
兄さん「スマン、Aが地下から出て戦場に行った!」
オスマン「どういう事めう?なんでAが指示もなく勝手に地下から出るん?!」
兄さん「それは分からん。止めたんだけど接敵中手榴弾だの防弾チョッキだのを持って逃げられて」
ひとらん「なんで持って行ったんだろ
防弾チョッキとかを着て行くなら分かるんだけど」
兄さん「行く前にアイツは俺達が優しいだの分かるのに時間がかかったとか言ってた
自分はいい子じゃないから実の父親にも育ての親である俺達にも親子ゲンカを仕掛けるとも言ってたが」
グルッペン「ふっ本当に不器用な親子だ」
トントン「コネシマが生存不明になってAも心配で大人しくしてられなかったんやろ。なんやかんやアイツはコネシマが一番やから」
エーミール「どんな仕打ちをされてもAからしたら大切なお父さんなんですよ。きっと」
ロボロ「とりあえずインカムのGPSオンにして場所特定するわ」
兄さん「・・・頼む」
トントン「なんや兄さん・・・心配か?」
兄さん「胸騒ぎがしてな。嫌な予感が当たらなきゃ良いが」
エーミール「大丈夫ですよ!Aを信じましょ」
エーミールが出来る限りの明るく声をかけ、少したった時コネシマから通信が入り安心ムードから焦りに変わっていく
トントン「Aのヤツ初めて俺らに嘘ついたんや無い?」
グルッペン「あぁ帰ったら少し説教だな」
ひとらん「本当にシャオロンの所に行く気かな?」
オスマン「さぁ?そこん所どうなん?ロボロ」
ロボロ「シャオロンの所には向かっとらん。どこに向かってるかは分からんけど。シャオロンからどんどん離れてるのは確かや。インカムもポケットかどっかに入っとるみたいでノイズヤバイ」
トントン「ソレっやばない?」
エーミール「でっでも申し訳ないですが今はAの救出は割ける幹部はいませんよ!?」
グルッペン「わかってるゾ。やりたいようにやらせてみるのもたまには良いだろう。」
ロボロ「移動速度が変わった・・・多分音からして馬車か何かや」
大きなスクリーンが写した地図には赤い点が子供の足とは思えないスピードで離れていく
オスマン「あそこら辺に我々国の馬車は置いとらん。多分敵国の馬車めう」
その場の空気が少しずつギクシャクしていく
ロボロ「敵国や」
ひとらん「っ!グルッペン!」
グルッペン「少し黙れ!」
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たぴくん - めっちゃ続き気になります!更新頑張ってください! (2022年9月17日 21時) (レス) @page34 id: f184817549 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - えっあ重っえあ、こういう作品好きです、応援しとります、更新頑張ってください (2022年9月17日 20時) (レス) @page34 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - 更新ありがとうございます!とても続きが気になります!更新頑張ってください! (2022年8月7日 23時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)
冥界の薔薇 - このような話めっちゃ好きです!他の作品も全て読まさせてもらいました!無理はしない範囲でいいので頑張ってください!応援しています! (2022年8月2日 9時) (レス) id: c3c04812a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春よこーいw | 作成日時:2022年7月6日 3時