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梨々香 「あれ?どうしたの?」

先生 「一旦、外で待っててって言われた。」

怜奈 「何かあったの?」

雄星 「星華の容態がまた悪化して、緊急に対応してる。」

梨々香 「はっ!?どういうこと?」

雄星 「俺らもさっき言われたことなんだけど、星華の助かる方法は心臓移植しかないんだって。
とっくに限界を超えてるって。」

柚月 「私らは星華ちゃんに頑張れって言っても大丈夫なのかな?
今でも頑張ってるのに、もっと頑張れってことになるからさ。」

雄星 「俺もそれに関しては思ってた。
頑張れは余計に苦しめるんじゃないかって。」

怜奈 「それじゃあ、頑張れは言わないことにしよ。
どうしたらいいんだろう。」

雄星 「助けてあげることくらいしか出来ないけど、それだけでもいいと思う。」




それから30分後のこと




先生 「ここにいらっしゃいましたか。」

担任 「星華は大丈夫なんですか?」

先生 「何とか一命は取り留めました。
今は集中治療室に移動しました。
星華ちゃんのお母様もいらっしゃいます。」

雄星 「良かった...。」

先生 「雄星くんは集中治療室に行っても大丈夫だけど、クラスメイトはここで待ってもらっていいかな?」

担任 「わかりました。」

雄星 「俺は行ってくる。
また戻ってきて様子は伝えるから。」

梨々香 「わかった。」

柚月 「待ってる。」




集中治療室へ大急ぎで向かった

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作者名:hawainewyork | 作成日時:2019年7月2日 0時

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