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雄星 「星華。」

星華 「雄星..。」

雄星 「今日は俺だけじゃない、クラスの皆も来てるから。」

星華 「うそ...。」

柚月 「星華ちゃん。」

梨々香 「星華ちゃん。」

雄星 「他にも皆来てるけど、数人ずつしか入れないから。」

先生 「私がいいよって言ったの。」

星華 「先生が..?」

先生 「それと私から話があります。」

担任 「はい。」

先生 「星華ちゃんですが、症状は重症です。
それと、治療法は心臓移植しかありません。」

雄星 「先生、それはどういうことですか!?」

先生 「先日、検査をさせて頂きましたが星華ちゃんの心臓はとっくに限界を超えています。
今でもギリギリの状況です。
すぐにでも心臓移植をしなければ、星華ちゃんの身体は持ち堪えれません。」

担任 「先生、なんでいきなりこうなったんですか。」

先生 「星華ちゃんの病気は、いつどのくらい症状が進行するか予測が難しいんです。
ゆっくり進行していく人もいれば急激に悪化する人だっています。
ドナーの手配を急いでしているところです。
必ず、力尽きてしまう前に。」

雄星 「星華?」

先生 「星華ちゃん、少し話するだけでも疲れちゃって眠ることが多くなってるの。」

雄星 「寝てるんか。」

先生 「眠ってるほうが、少しは状態は落ち着いてるし。」

担任 「先生、まだドナーは見つからないんですか?」

先生 「あと一歩のとこまで来てるんです。」

担任 「問題は適合ですか。」

先生 「そうですね。」

雄星 「何でこう上手くいかないんだよ。」




ガサッ




雄星 「星華?」




胸に痛みが走った




星華 「痛いっ..。」

先生 「星華ちゃん、大丈夫?
すぐに痛み止め投与するからね。」




それと同時に息苦しさも増した




星華 「ハァ..ハァ..ハァ..ハァ..ハァ..ハァ..。」

先生 「少し外でお待ちいただけますか?」

担任 「はい。」




外に出されてしまった




先生 「まずは呼吸を安定させなきゃいけない。
早急にしなきゃ、心肺停止になってしまう。」




外に出されてしまった4人は、一旦デイルームへ行った

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作者名:hawainewyork | 作成日時:2019年7月2日 0時

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