カレカノごっこ4【梅原裕一郎】

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2人で一緒に家にあがると懐かしさで胸がキュッとなった
裕一郎くんの匂いが私を安心させてくれる



っと…その前に裕一郎くんにちゃんと謝らなくちゃ

そう思って裕一郎くんに向き直ると私をじっと睨みつけていた


あ、あれ…？









梅原「俺に何の相談も無しに勝手に決めやがって…」


貴方「だ、だって…」


梅原「だってじゃない」


貴方「ごめんなさい…」









さすがに申し訳無さでシュンと肩を落とすと頭を撫でてくれた
頭を撫でられる事はよくあるけどやっぱり裕一郎くんに撫でられるのが一番安心するし好きだ









梅原「A」


貴方「？」


梅原「この先お前が嫌だって言っても俺はお前を離さない。例え俺を嫌おうと拒否しようとそんなの関係無い」









真っ直ぐ私を見つめて言う裕一郎くんに目が離せない
乱暴な口調だし相変わらず強引で自分勝手な発言なのにどうしてこんなにも嬉しいんだろう









梅原「お前は一生俺のもんだ」


貴方「…私が裕一郎くんを嫌うなんて絶対有り得ないよ。ずっとずっと裕一郎くんの傍にいたいもん」


梅原「当たり前だろ」









笑みを浮かべて私の顎に手を添えると顔を近づけ触れるようなキスをした

唇が離れて目が合いお互いクスッと笑った後もう一度唇が重なった




深く長いキスが終わると私を軽々持ち上げベッドに降ろされた
ちょっと乱暴だけど危なくないように後頭部に手を添えてくれる所が裕一郎くんらしい






そういう行為が始まるのかと思いきや何も無く私を覆い被さるように抱きしめた









貴方「裕一郎くん？しないの…？」


梅原「する」


貴方「？？？」


梅原「もう少し抱きしめさせて」









ボソッと呟く裕一郎くんに胸がきゅ〜んと締め付けられた









貴方「そ、そんなに寂しかった？」


梅原「俺は意外と寂しがり屋なんだよ」


貴方「ふふっ」


梅原「笑ってんじゃねえ」


貴方「いひゃい…」









自分で言う裕一郎くんが可愛いくて思わず笑うと頬をつねられた


頬から手が離れると自分から裕一郎くんにチュッと軽く口付けるとそれに応えるかのように唇を重ねられた






勝手に離れてしまってごめんなさい
もう何があっても裕一郎くんから離れないって約束するよ

だから裕一郎くんも絶対に私を離さないでね









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