みどりの彼女③ (ページ44)

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Aside

亮平くんに仕事の事を打ち明けたら
少し気持ちが軽くなったのと、
自分の中の何かがプツッと切れた。

翌朝…

亮「コーヒー入れてるよ」

「ありがとう」

亮「時間大丈夫？」

「今日休むって連絡した。」

亮「そうなんだ。大丈夫?」

「うん、なんかボーッとする」

亮「熱ある？」

「少しあるかも。
ちょっと横になる」

亮「ベッドじゃなくて平気？」

「うん、ここでいいや」

亮「食欲は？」

「今は無いかな」

亮「俺も昼まで居るし、何でも言ってね」

「ありがとう」

知恵熱のようなもので、
無理が祟った感じだった。

はぁ……

亮「しんどい？」

「うん……」

亮「ゼリーとかなら食べれる？」

「食欲無い」

亮「そっか。寒くない？」

「大丈夫だよ。ごめんね。
気使わせちゃって」

亮「そんなことないよ。」

「やっぱりベッドで寝るね」

亮「うん…」

心配してくれてるのに。
冷たくあたってしまう。

しばらく寝て、
起きたら亮平くんは仕事へ行ったみたいで
居なくなっていた。

居ないと、
とても寂しくて涙が出る。

情緒不安定じゃん…

頭ではわかってるのに
気持ちが追いつかない。