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亮平side
無事に福岡公演も終了した。
ケータリングは福岡ならではのご飯が多くて
みんなテンション高め(笑)
岩「福岡最終日だし、帰るの明日だから
スタッフさんたち含めて打ち上げするって」
康「やった〜！アドレナリン出まくりやから
やばいわ(笑)」
翔「酒飲むなよ。」
康「ええやん〜ちょっと飲みたい」
翔「面倒だからダメ」
「ハハハ(笑)たしかに」
康「阿部ちゃんまで酷いやん」
Aも何か美味しい物食べれてるかな。
忙しいみたいで、
返事も遅く、少し心配になる。
あの上司とずっと一緒なのか？
あぁー、気になる。
prrr…prrr
「ごめん、電話もらってて。今日もバタバタで」
亮「忙しいのにごめんね？」
「ううん。大丈夫だよ。
亮平くんは、ライブは終わった？」
亮「うん、福岡はラストだった。
これから打ち上げ。
Aも美味しい物食べた？」
「ちょうど、私も今日取引先と食事会で。
水炊き食べたの！凄い美味しかった」
亮「よかったね。俺も食いて〜」
「今から食べるんでしょ？笑
帰る時、水炊きのお土産あったら
買って帰るから、今度一緒に食べよ？」
亮「最高！めっちゃ楽しみ。
そういえば、昨日A見かけたよ」
「えっ？どこで」
亮「駅の方だったかな。
すごい、できる女って感じだった。
スーツカッコよくて」
「やめて〜恥ずかしい」
亮「キャリアウーマンって感じで。
一緒に居たのは上司？」
「そうそう、東京から一緒に来てて、
部長だよ」
亮「へぇー。なんかスラっとしてて
仕事出来そうな感じだった」
「部長は凄いよ〜」
亮「ふぅーん…」
「何〜？」
亮「ホテルとか一緒なの？」
「部長と？」
亮「うん……」
「全然違うところ。
部長は支店から近い所で
私は駅の近くだから」
亮「そうなんだ！それならよかった」
「何想像してたの？笑」
亮「言わない」
「なんとなくわかったけど(笑)
部長より亮平くんの方が
100万倍カッコいいから安心して。
って言ったら部長に失礼か(笑)」
亮「たしかに(笑)でもありがとう。
安心できた」
「よかった」
亮「ごめんね。ありがとう。
よし、じゃあそろそろ行かなきゃだから、
また帰ったら連絡するね」
「はぁーい」
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作者名：花祭司 | 作成日時：2021年10月20日 0時
