16万円 ページ17
”
ﾃﾞ ﾄﾞ ﾃﾞ ﾝ
「怖い」
幹部用食堂部屋と思われる部屋の前に立つ
扉からもう雰囲気が出ていて、どうしても開けるのを躊躇ってしまう
ｸﾞｩｩｩ………
しかしもうお腹の方も極限状態である
震える腹部を押さえながら、恐る恐る扉に手を伸ばす
ﾄﾞｸﾄﾞｸ
「………」
ﾄﾞｸﾄﾞｸ
「………」
ﾄﾞｸﾄﾞｸ
はぁあああああ!!!!無理だぁ!!!!
まるで心理ゲームを行っているかのような気持ちになった
こんな所で無駄な体力を消費していると考えると、心が傷む
時刻は6時42分、ここでウダウダ出来る時間は残り3分だ
いや……ここは大先生を待って＿＿＿＿＿
??「そう言えば昨日入って来た新人、どうやった？」
「！」
中から聞こえてきた声
今までもザワザワと数名の声が聞こえてきたが、今の声は自分の話題だからかよく聞こえてきた
そぉーっと小さな耳を大きな扉につける
kn「あぁ………」
コネシマさんの声だ
随分と眠そうな声になっていた
kn「物分りもええし、中々頭脳も働く奴やで」
??達「「「おぉ………！」」」
ﾌｯ……当たり前だろ…誰だと思ってんだよ……(嬉)
kn「上手く使えば従順な玩具としても使えそうやなぁ、ｶｯﾊｯﾊ!!!」
「」
コネシマさんの特徴的な笑い声が廊下まで響く
「やめとけや(笑)」という声でさえも怯えるには充分な材料であった
本当に駄目……ココ、ダメ………ｱﾌﾞﾅｲ……色んな意味でアブナイ………
rbr「でもまだ反抗の意思はあるやろなぁ」
rbr「精神的負担も多いと思うし………」
rbr「暫くは様子見やな」
「………」
まぁ最初は疑われてもしょうがないか
こちらとしても最初のうちに計画を実行するつもりではない
いくらかの信頼を得なければいけないとなんかの物語で読んだ気がする
あっち側が警戒しているという情報は大きい
暫くは大人しく従ってたほうが………
って大先生遅くない！？もう45分になるよ！？
大先生の姿を確認するために扉を離れ、来た道に顔を向ける
「何してるん＿＿＿＿＿」
??「こんな所で何やってんすか」
「わぎゃっ！？」
姿が見えなくてもう少し奥を見てみようとした瞬間、後ろから肩を掴まれた
気配がなくて突然だったので、驚いて思わず大きな声を出してしまった
荒い息のまま、ゆっくりと後ろを振り返ってみると、そこには
紫色のヘルメットを被った男性が自分を見下すように立っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1038人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
miyutnk0915(プロフ) - 物語の設定がすごく好みでとってもこの作品が好きです！更新待ってます！ (5月1日 1時) (
レス) @page49 id: afb4105720 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - レイさん» ありがとうございます！いやぁ、なんか自然とそうなってましたね（笑）優しさと言われると、ま、まぁ…（（（お互い勉強頑張りましょう!!!! (2022年2月14日 23時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - いつも応援します！…結局grさん以外毒入りを食べてないと思うと優しさが溢れてるのを感じる…定期テストワイもなんで頑張りましょう！ (2022年2月14日 19時) (レス) @page49 id: 35bd2a2067 (このIDを非表示/違反報告)
ハサミ(プロフ) - あるさん» 本当にごめんなさい……。ゲーム実況見ながら書いてたら主人公の名前そのまま書いちゃってました……（笑）コメント助かりました！ありがとうございます！更新頑張りますねッ！ (2022年1月30日 10時) (レス) id: 04bd2d1c54 (このIDを非表示/違反報告)
ある(プロフ) - …アヤノちゃんって誰でしたっけ…？間違えてませんかぁ！作者様!!!!あ、いつも楽しみに読んでます〜更新頑張ってください!!!! (2022年1月28日 10時) (レス) @page46 id: d7169240b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハサミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/okjhgf/
作成日時：2021年9月20日 9時
